【海外旅行のカフェ英会話】初心者でも安心!注文フレーズ&リアルな会話例まとめ

海外旅行中に一度は行きたいカフェ。雰囲気は最高だけど、「英語でどう注文すればいいの?」「メニューが読めない…!」と戸惑ってしまいますよね。

今回は『海外でのカフェでの注文フレーズや会話例』について紹介します!

カフェでの注文はよく使う英語の型(フレーズ)さえ知っていれば、初心者でもスムーズにやりとりできます。

英語が苦手な方でもすぐに使える定番フレーズから、実際の会話の流れ、メニューの英語表現、注文のコツまでを丁寧に解説しました。

 
はな
カフェでの注文を覚えて、素敵なひと時を味わいましょう〜!

1. 海外のカフェはどう違う?初心者が戸惑いやすいポイント

「海外のカフェに行ってみたいけれど、注文の仕方やマナーがわからなくて不安…」という方は多いと思います。
実際、日本と海外ではカフェの利用スタイルにいくつか明確な違いがあり、最初は戸惑うこともあるかもしれません。

ただし、あらかじめポイントを押さえておけば心配無用です。ここでは、初めての海外カフェ体験をスムーズにするために知っておきたい違いをやさしく解説します。

① 注文のタイミング

日本では、席に座ってからスタッフを呼んで注文するスタイルが一般的ですが、海外ではカウンターで先に注文と支払いを済ませてから、席に着く方式がよく採用されています。

「勝手に座っていいのかな?」と迷った場合は、カウンターで “Should I order here?”(ここで注文すればいいですか?)と聞いてみましょう。
なお、ヨーロッパの一部では日本と同じく、テーブルに座ってスタッフを待つ形式のお店もあるため、店内の様子を観察するのも大切なポイントです。

② 水は勝手に出てこない

日本のように、何も言わなくても冷たいお水が運ばれてくるというサービスは、海外ではあまり一般的ではありません。お水はリクエスト制であることが多く、場合によっては有料です。

「お水をいただけますか?」と伝えたいときは、“Can I have some water?” という表現がシンプルで丁寧です。
また、砂糖やミルク、ナプキンなどはカウンター横に設置されたセルフコーナーにあるのが一般的なので、必要に応じて自分で取りに行きましょう。

③ チップが必要な国もある!

アメリカやカナダなどでは、カフェのようなカジュアルな場でもチップを求められることがあります。
レジで支払いをする際、画面に「15%、18%、20%」といった選択肢が出てくることがありますが、それがチップの金額を決めるための表示です。

基本的には10〜20%程度が目安とされていますが、コーヒー1杯などの軽い注文であれば少額でも問題ありません。
イギリスやオーストラリアなど、チップ文化がやや控えめな国では、テーブルサービスがあった場合のみ少し渡すというケースもあります。

④ トイレの利用に注意!レシートに鍵の番号が書かれていることも

都市部のカフェでは、防犯上の理由などからトイレのドアにロックがかかっていることがあります。
この場合、レシートに暗証番号が記載されていたり、スタッフに尋ねると番号を教えてもらえることがあります。

トイレを使いたいときは、“May I use the restroom?”(トイレを使ってもいいですか?)と丁寧に尋ねると好印象です。
海外では「トイレの場所」や「使い方」にもちょっとしたルールがあることを覚えておくと安心です。

2. 注文時に使える英語フレーズ

カフェでの注文は、英語が苦手な方にとって緊張する瞬間かもしれませんが、実は使うフレーズはとてもシンプルです。
「注文する」「サイズや種類を指定する」「持ち帰りか店内かを伝える」といった基本のやりとりを紹介します☕

カフェで注文の基本フレーズ

注文のスタートはこのひと言から。最も丁寧で使いやすい表現は次の通りです。

  • I’d like 〜. (〜をいただきたいです)
  • Can I get 〜? (~をもらえますか?)
  • I’ll have 〜. (〜にします)

I’d like 〜. (〜をいただきたいです)
丁寧で控えめな表現です。カフェでもレストランでも安心して使えます。

Can I get 〜? (~をもらえますか?)
カジュアルでよく使われる表現。友達との会話にも使えます。

I’ll have 〜. (〜にします)
注文を決めたときの自然な言い方。メニューを見て「これにしよう」と言いたいときに便利です。

実際に答える時はこんな感じです。

  • I’d like a cappuccino, please.(カプチーノをお願いします)
  • Can I get a latte and a muffin?(ラテとマフィンをください)
  • I’ll have an iced coffee.(アイスコーヒーにします)

どれも日常的で丁寧な表現なので、どれを使っても大丈夫です。語尾に “please” をつけると、やわらかく礼儀正しい印象になります✨

サイズや種類を指定するとき

海外のカフェでは、飲み物のサイズを聞かれることがよくあります。代表的な表現を覚えておくとスムーズです。

  • A small / medium / large latte, please.(スモール/ミディアム/ラージサイズのラテをお願いします)

また、ミルクの種類を選べることもあります。乳製品が苦手な方は次のように伝えると安心です。

  • With soy milk, please.(ソイミルクでお願いします)
  • Can I have it with almond milk?(アーモンドミルクでお願いできますか?)

持ち帰りか店内かを聞かれたら?

注文後に、“For here or to go?”(店内でお召し上がりですか?それともお持ち帰りですか?)と聞かれることがあります。

それぞれ、こう答えればOKです。

  • For here.(ここで飲みます)
  • To go.(持ち帰りでお願いします)

イギリスやヨーロッパでは “Take away?” と聞かれることもありますが、意味は “To go?” と同じです。

英語が言えなかったときは予約画面や写真でもOK!

もし言い方に迷ったら、スマートフォンのメニュー写真や翻訳アプリを見せて “This one, please.”(これをください)と言うだけでも通じます。

ゆっくり・はっきり・笑顔で話すことが、どんな英語力よりも大切です。

 
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「通じるかな?」と不安になると思いますが、思い切って話してみましょう!

3. カフェでよく見る英語メニュー一覧

海外のカフェに行くと、日本ではあまり見かけない飲み物の名前や表記が多くて、メニューを見ただけでドキドキしてしまうこともありますよね。
でも、基本的な英語メニューを知っておけば、注文のときも落ち着いて対応できます☕

ここでは、定番ドリンク・アレンジ系メニュー・軽食やスイーツ類に分けて、よく出てくる英語メニューの意味と特徴を紹介します。

定番のコーヒー系ドリンク

Espresso(エスプレッソ)
濃く抽出した少量のコーヒー。とても濃厚で、小さなカップで提供されます。

Americano(アメリカーノ)
エスプレッソにお湯を加えた、すっきりとしたブラックコーヒー。日本の「ホットコーヒー」に近い存在です。

Latte(ラテ)
エスプレッソにたっぷりのスチームミルクを加えた、まろやかなミルクコーヒー。初心者におすすめの一杯です。

Cappuccino(カプチーノ)
ラテよりも泡が多め。エスプレッソ+ミルク+フォームミルクの3層構造で、ふわっとした口当たりが特徴。

Flat White(フラットホワイト)
オーストラリアやニュージーランド発祥。ラテに似ていますが、フォームが少なめでエスプレッソ感が強めです。

その他のドリンク&アレンジメニュー

Iced Coffee / Iced Latte(アイスコーヒー/アイスラテ)
冷たいタイプの定番。アメリカでは「アイスコーヒー=水出し」スタイルのこともあります。

Mocha(モカ)
エスプレッソ+チョコレート+ミルク。甘めのコーヒーが好きな人にぴったり!

Chai Latte(チャイラテ)
スパイス入りの紅茶にミルクを加えた飲み物。インド発祥で、ほっとする優しい甘さが人気。

Matcha Latte(抹茶ラテ)
日本の抹茶を使った人気ドリンク。海外でも “Matcha” はそのまま通じます

Hot Chocolate(ホットチョコレート)
チョコレートをミルクで溶かした甘いドリンク。寒い季節やお子さんにもおすすめです。

軽食やスイーツのメニュー

Muffin(マフィン)
甘いタイプも、ブルーベリーやバナナなどのフレーバー付きもあります。朝食代わりにも◎

Croissant(クロワッサン)
サクサクのバター風味のパン。ハム&チーズ入りなど、軽食系もあり。

Bagel(ベーグル)
もっちりしたリング型のパン。クリームチーズやスモークサーモンを挟むタイプもあります。

Sandwich(サンドイッチ)
冷たいもの・温かいものどちらもあり。メニューに “Grilled”(焼いた)などの記載がある場合も。

Scone(スコーン)
イギリス式ティータイムの定番。ジャムやクロテッドクリームを添えていただきます

Cake / Cheesecake / Brownie
「ケーキ」や「ブラウニー」などのスイーツも充実しているカフェが多いです。

海外のカフェでは、「コーヒーだけ」でなく、ミルクやフレーバーを選べることも多いので、メニューに迷ったらスタッフに “What do you recommend?”(おすすめは何ですか?)と聞いてみるのも楽しい体験になりますよ✨

4. カフェでの注文の流れ

海外のカフェでは、日本とは少し異なるシステムに戸惑うこともありますが、流れ自体はとてもシンプルです。
事前にイメージをつかんでおけば、英語に自信がない方でも落ち着いて対応できます。

注文から商品受け取りまでの一連の流れを紹介します。☕

①レジの列に並ぶ

まずは入り口付近やカウンター前に並びます。人気のカフェでは行列になっていることもありますが、焦らず順番を待ちましょう。
メニューは壁やボードに書かれていることが多いので、並んでいる間に注文を決めておくとスムーズです✨

②カウンターで注文&支払い

順番が来たらレジで注文します。
“Can I get a cappuccino and a muffin, please?”(カプチーノとマフィンをください)などと言って注文をしましょう。

サイズや持ち帰りかどうかを聞かれることがあるので、次のように答える準備もしておくと良いです。

  • “Medium, please.”(Mサイズでお願いします)
  • “For here.” / “To go.”(ここで飲みます/持ち帰りで)

そのあとに支払いをします。支払い方法は現金・クレジットカード・電子マネーなど、店によって対応が異なります。

③名前を伝えることも(スタバなど)

スターバックスなどのチェーン店では、商品が完成したときに呼び出すために、注文時に名前を聞かれることがあります。

“What’s your name?”(お名前は?)と聞かれたら、“I’m Yuki.” のようにシンプルに伝えればOKです。
発音しにくそうな名前の場合、ニックネームや英語名を使ってもスムーズです。

④受け取りカウンターで商品を受け取る

支払い後は「Pick-up」と表示された受け取りカウンター付近で、自分の名前や番号が呼ばれるのを待ちます。
聞き取りに自信がないときは、注文時にもらったレシートの番号をチェックしながら待つと安心です。

受け取るときは、笑顔で“Thank you!”と伝えられると気持ちよくやりとりが終わります。

⑤セルフサービスコーナーをチェック

ドリンクを受け取ったあと、必要であればセルフカウンターでミルク・砂糖・ナプキンなどを自由に取ります。
カトラリー類(フォーク・スプーン)やストローもここに置いてあることが多いです。

カフェでの注文の注意点

海外のカフェでは、お客さん自身が「自分のことは自分でやる」スタイルが基本です。
日本のように丁寧に案内してくれることは少なく、スタッフも忙しそうにしている場合があります。

  • 注文内容はなるべく事前に決めておく
  • わからないことがあっても慌てず、“Excuse me, could you help me?”(すみません、教えてもらえますか?)と声をかけてみる

こうした点を意識しておくと、よりスマートで気持ちのよいやりとりができます✨

5. カフェでの注文の実際の会話

ここでは、「ひとりでカフェに入って注文する」シーンを再現します。
英語が苦手でも、伝えたいことをシンプルに表現できればスムーズに注文が出来ます。

注文のやりとり:カウンター形式のカフェにて

店員さん:Hi there. What can I get for you today?
(こんにちは。本日は何にしましょうか?)

あなた:Hi! Can I get a small latte and a blueberry muffin, please?
(こんにちは!スモールサイズのラテと、ブルーベリーマフィンをお願いします)

店員さん:Sure! For here or to go?
(かしこまりました。店内で召し上がりますか?お持ち帰りですか?)

あなた:For here.
(ここで食べます)

店員さん:Great. That’ll be $6.50.
(承知しました。6ドル50セントです)

あなた:Here you go.
(はい、どうぞ)

店員さん:Thanks! Your order will be ready in a few minutes.
(ありがとうございます!ご注文は数分でご用意できます)

注文後の受け取り:名前を聞かれた場合

店員さん:Can I get your name for the order?
(お名前を教えていただけますか?)

あなた:Yes, it’s Hana.(はい、はなです)

店員さん:Thank you, Hana!(ありがとう、はなさん!)

(数分後)

店員さん:Latte and muffin for Hana!
(はなさま、ラテとマフィンができました!)

あなた:Thank you!(ありがとう!)

カフェでのやり取りは意外とシンプルです。
特に、「Can I get ~ ?」や「For here / To go」などは頻出フレーズなので、覚えておくと安心できます!☕

7. 海外旅行前の英語対策に|「スタディサプリENGLISH」が便利!

「旅行中、ちゃんと英語で注文できるかな…」
そんな不安があった私が、実際に使ってみて「本当に役に立った」と感じた英会話アプリがあります。
それが、スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)です。

このアプリの良さは、何といっても旅行でそのまま使えるフレーズが学べることです。
カフェでの注文、ホテルでのチェックイン、道をたずねるときなど、シチュエーション別に会話を練習できるので、「あ、これ、アプリで練習したやつだ!」と現地でそのまま使うことができました。

ネイティブの音声でリスニング力も自然にアップ。難しい文法の解説もわかりやすく、日本語でしっかりフォローしてくれるので、英語が苦手な人でも安心して取り組めます。

旅行前の不安を少しでも減らしておきたい方にぜひおすすめしたいアプリです。

まとめ|カフェで注文できた時の喜び

海外のカフェで英語を使うのは、最初は少しドキドキするかもしれません。
でも、実際に使うフレーズはとてもシンプルで、「型」を覚えてしまえば想像以上にスムーズにやりとりできます。

この記事で紹介した表現やポイントを思い出しながら、海外のカフェ文化をぜひ楽しんでみてください。

注文が通って、温かいコーヒーが手元に届いたときの小さな達成感は、旅の素敵な思い出のひとつになるはずです☕

ほかにも『海外旅行や英語力向上に役立つ記事』を書いています〜!

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