「英会話をもっと練習したいけれど、オンライン英会話に毎回つなぐのは少し気が重い」「英会話アプリも気になるけれど、どれを選べばいいか分からない」
ChatGPTなら、24時間いつでも英語で話しかけることができ、間違えても誰かに見られることはありません。日常会話の練習、旅行や留学のロールプレイ、面接やスピーキング試験の対策まで、アイデア次第で幅広く活用できます。
今回は『ChatGPTを使った英会話』の活用法を紹介します!
この記事では、次のような内容をわかりやすくまとめました。
- ChatGPTで英会話の勉強をするメリットと注意点
- 英会話用に整えたい環境と、最初に設定しておくべきプロンプト
- 日常会話・旅行・面接・試験などシーン別の具体的な練習例
- 「話して終わり」にしないための振り返り・ルーティン化のコツ
- ChatGPTと組み合わせて使いやすい英会話アプリと、その役割分担
「話す量を増やしたいけれど、何から始めればいいか分からない」という人でも、この記事を読みながら設定してみてください。
ChatGPTで英会話の勉強ができる!

「英会話アプリを使ってみたいけれど、どれが自分に合うか分からない」「いきなりオンライン英会話に申し込むのは少しハードルが高い」。
そんなときに便利なのが、ChatGPTを「英会話アプリの」として使う方法です。
ChatGPTなら、人間の先生ではなくAIが相手なので、24時間いつでも練習でき、間違えても恥ずかしくありません。こちらのレベルや目的に合わせて、会話の内容やスピードも調整してもらえます。
英語を「とにかくたくさん話して慣れていきたい」という人にとって、ChatGPTはかなり便利です。
ChatGPT英会話の始め方|環境と基本設定

まずは、ChatGPTを英会話用に使い始めるまでの準備を整えます。といっても難しいことはなく、「どこで使うか」と「最初に伝えておきたい情報」を決めるだけです。
① どのデバイス・アプリで使うか決める
ChatGPTは、スマホ・タブレット・PCなど、いろいろな環境で使えます。自分の生活スタイルに合わせて、英会話の練習をしやすい環境を選びましょう。
- 通学・通勤中にも使いたい人は、スマホアプリがおすすめです。
- 机に座ってじっくり練習したい人は、PCブラウザでの利用が向いています。
音声で会話をしたいか、テキストだけで練習したいかも、あらかじめ決めておくとスムーズです。音声が難しければ、最初はテキストチャットから始めて、慣れてきたら音声にも挑戦する、という形でも問題ありません。
② はじめに設定しておきたい「自己紹介プロンプト」
ChatGPTとの英会話をスムーズにするために、最初に「自己紹介プロンプト」を送っておくと便利です。これは、ChatGPTに「自分がどんな学習者なのか」「どういうふうに教えてほしいか」をまとめて伝えるためのひとことメモのようなものです。
例えば、次のような内容をあらかじめ用意しておきます。
あなたは優しい英会話の先生です。
私は英語が苦手な日本人大学生です。
日常会話を中心に練習したいので、ゆっくり・簡単な英語で話してください。
私の文章が不自然なときは、会話のあとで自然な表現とその理由を日本語で教えてください。
このようなプロンプトをチャットの最初に貼り付けておくと、その後の会話が一気に「自分向け」になります。毎回打つのは大変なので、スマホのメモやPCのテキストに保存しておき、必要なときにコピペして使うと便利です。
シーン別:ChatGPTを英会話相手にする使い方

ここからは、具体的な場面ごとに、ChatGPTを英会話の相手として使う方法を紹介します。日常会話から旅行、面接、試験対策まで、意外と幅広くカバーできます。
① 日常会話の相手として使う
最も始めやすいのが、日常会話の相手として使う方法です。「今日あったこと」「最近ハマっていること」など、テーマは何でも構いません。
まず、自分から英語で話し始めてみます。
I went to the university library today. I studied economics, but I got sleepy after lunch…
といった形で、短くても良いので英文を打ってみましょう。そのあとに、ChatGPTにお願いしたいことをきちんと伝えます。
今の文をチェックして、
1. 間違いがあれば直す
2. もっと自然な言い方があれば教える
3. 使えそうなフレーズを日本語訳付きで3つまとめる
という形でフィードバックしてください。
このように、会話とフィードバックをセットにしておくと、「なんとなく話して終わり」ではなく、「話すたびに表現が増えていく」練習になります。
② 旅行・留学シーンのロールプレイ
旅行や留学を考えているなら、ChatGPTに「ロールプレイの相手」をお願いしてみましょう。空港・ホテル・レストランなど、よくあるシチュエーションを指定すると、その場面に合わせた会話をしてくれます。
例えば、レストランの練習をしたいときは、次のように伝えます。
レストランで注文するときの英会話を練習したいです。
あなたは店員役、私はお客さん役になってください。
会話は英語で進めてください。
会話が終わったあとで、私の英語の不自然なところや、使えるフレーズを日本語で解説してください。
このように、「役割」「シーン」「会話のあとのフィードバック」をセットで指示すると、ロールプレイがとてもやりやすくなります。
③ 仕事・面接・プレゼンの練習
就活や転職、留学面接など、フォーマルな場面で英語を使う予定がある人は、面接やプレゼンの練習にもChatGPTを使えます。
例えば、英語での面接練習をしたい場合は、次のように伝えます。
英語の就職面接の練習をしたいです。
あなたは面接官になって、よくある質問を1つずつ英語で聞いてください。
私が答えたあとで、内容を簡単に評価し、より良い答えの例や自然な表現を教えてください。
自己紹介や志望動機、将来やりたいことなど、本番で聞かれそうな内容を何度も練習しておくと、本番での緊張も少し軽くなります。
④ 試験スピーキング対策として使う
英検・TOEIC・IELTSなど、スピーキング試験を意識した練習も、ある程度ならChatGPTで再現できます。
例えば、英検準2級の二次試験を意識した練習をしたい場合、次のように依頼します。
英検準2級の二次試験のような形式で、スピーキングの練習をしたいです。
想定される質問を英語で1つずつ出してください。
私が答えたあとで、
・内容の良かった点
・直したほうが良い文
・より良い模範解答例
を教えてください。
制限時間や語数を指定することもできます。「30秒以内で答える練習をしたい」「40〜60語くらいで答えを書く」といった条件を足すと、より本番に近い形で訓練できます。
「話しただけで終わらない」学習効果を高めるコツ

ChatGPTを英会話に使うと、楽しく話せる一方で、「話して満足してしまう」という落とし穴もあります。ここでは、練習を「学習」に変えるためのコツをまとめます。
① レベル・話すスピード・フィードバックの量を指定する
ChatGPTは、こちらが何も指定しないと、少し難しい単語や表現も平気で使ってきます。自分のレベルに合わせるために、最初に次のような条件を伝えておきましょう。
- 中学〜高校レベルの単語を中心に使ってほしいこと
- ゆっくり・短めの文で話してほしいこと
- 間違いの指摘を「細かく」または「大きなポイントだけ」など、どの程度にするか決めておきたいこと
自分に合った難易度に調整しておくと、会話中のストレスが減り、続けやすくなります。
② 会話のあとに必ず振り返る
会話が終わったあと、そのまま画面を閉じてしまうと、せっかくの気付きが残りにくくなります。短時間でもよいので、必ず振り返りの時間をとりましょう。
例えば、会話の最後に次のようにお願いしてみます。
今日の会話の中で、特に重要だったフレーズや表現を5つ選んでください。
それぞれ英語と日本語訳を出して、簡単な例文もつけてください。
こうして「会話のまとめ」を出してもらい、それをノートやメモアプリに写しておくと、自分だけの「会話フレーズ集」ができていきます。
③ 音声×テキストを組み合わせる
音声で会話をしている場合でも、テキストを組み合わせると、学習効果がぐっと高まります。例えば、次のような流れが考えられます。
- 音声で会話したあと、「さっきあなたが話した英文を書き起こしてください」と依頼する
- 書き起こされた英文を見ながら、シャドーイングや音読をする
- 自分の発話も「こう言ったつもりでした」と文章にして送り、添削してもらう
耳だけで聞いていると流れてしまった表現も、文字で見ると定着しやすくなります。
④ 習慣化のための「ルーティン化」
英会話の上達には「量」と「継続」が欠かせません。毎回ゼロからやり方を考えるのではなく、「いつも同じメニュー」を決めてしまうと続けやすくなります。
- 2分:英語で自己紹介(最近の出来事を一言追加)
- 5分:その日のテーマで雑談(趣味・授業・ニュースなど)
- 3分:使えそうな表現のまとめを出してもらう
- 3分:気になった表現を音読・シャドーイングする
このような「型」を作っておけば、あとはChatGPTに「いつものルーティンをお願いします」と伝えるだけで、すぐに練習を始められます。
ChatGPTを英会話アプリとして使うメリット・限界や注意点

便利な一方で、ChatGPTは「万能な先生」ではありません。強みと弱みを知ったうえで、うまく付き合うことが大切です。
① ChatGPT英会話のメリット
ChatGPTを英会話アプリとして使うメリットは、主に次のような点です。
- 24時間いつでも好きなタイミングで話せる
- 間違えても恥ずかしくないので、心理的なハードルが低い
- 自分のレベルや目的に合わせて、内容や難易度を調整してもらえる
- 旅行シーン・面接・試験など、シチュエーションを細かく指定できる
特に、「クラスやオンライン英会話だけでは、アウトプットの量が足りない」と感じている人には、ChatGPTは強い味方になります。
② 限界と注意点
一方で、ChatGPTの限界や注意点も押さえておきましょう。
- 発音やイントネーションの細かい指導は、専用アプリや人間の先生に比べると弱い
- まれに不自然な英語表現やニュアンスのズレが含まれる可能性がある
- 個人情報やプライベートな内容を詳しく話しすぎるのは避けたほうが良い
大切なのは、「ChatGPTの答えが絶対に正しい」と思い込まないことです。気になる表現は辞書や信頼できるサイトでも確認したり、「他の自然な言い方も教えて」と複数案を出してもらったりしながら、自分でも考える習慣をつけておくと安心です。
③ 他の英会話アプリ・オンライン英会話との使い分け
ChatGPTだけで英会話のすべてをカバーしようとする必要はありません。役割を分けて考えると、他の英会話アプリやオンライン英会話と、むしろ相性よく組み合わせることができます。
- 発音・リスニング・スピーキングの「土台作り」は、専用アプリや音声教材に任せる
- 「とにかくたくさん話す練習」や、「特定のシーンのロールプレイ」はChatGPTで補う
- 人間の先生がいるオンライン英会話では、「実戦の場」として使う
このように分担しておくと、限られた時間やお金の中でも、バランスよく英会話力を伸ばしやすくなります。
ChatGPT以外の英会話におすすめのアプリ

ChatGPT以外でも使いやすい英会話アプリを、ここで一度整理しておきます。
- Speak(スピーク)
- スタディサプリENGLISH
- トーキングマラソン
- スピークバディ
- ネイティブキャンプ
Speak・スピークバディ・トーキングマラソンは「話す量を増やし、発音を鍛えるアプリ」、スタディサプリENGLISHは「フレーズ・文法・リスニングのインプット向け」、ネイティブキャンプは「人と実際に話す本番練習の場」というイメージです。
『おすすめのAI英会話アプリ』については、こちらの記事で詳しく書いています!
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まとめ|「ChatGPT」で英会話を練習しよう!

最後に、本記事の内容を簡単にまとめます。
ChatGPTは、次のような点で英会話と相性の良いツールです。
- 24時間いつでも話せる
- 間違えても恥ずかしくない
- シーンを細かく指定できる
一方で、発音・リスニング・人とのリアルなやりとりは、専用アプリやオンライン英会話のほうが得意です。だからこそ、
- インプットや発音練習は英会話アプリ・教材で行う
- とにかく話す・試す・ロールプレイはChatGPTで行う
といった役割分担で使うと、英会話の伸びが大きく変わってきます。
まずは「自己紹介+簡単な雑談」を3〜5分だけでも試してみて、そのあとで「この表現を他のアプリやオンライン英会話でも使ってみよう」とつなげていければ、英語を話すことがどんどん自然になっていきます。