「英語の点数がなかなか上がらない」「長文が読めない」──そんな悩みを持つ中学生も多いのではないでしょうか。偏差値65〜70を目指すには、ただ単語や文法を覚えるだけでは足りません。“英語を使って考える力”を育てることがカギになります。
この記事では、難関高校を目指す中学生・高校受験生に向けて、英語で高得点を取るための勉強法をわかりやすく解説します。語彙・文法・長文・リスニング・英作文のそれぞれでどう力をつけていけばいいのか、具体的なステップで紹介します。
さらに、英検や英会話、洋画などを活用した「楽しく続けられる英語学習法」も紹介。勉強だけでなく、英語を日常の中で自然に身につける方法もお伝えします。
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1. 偏差値65〜70の位置づけと求められる力

偏差値65〜70は、全国の中学生・高校受験生の中でも上位10%前後に入るレベルです。難関校を目指す人が多く、英語に対して「理解して使う力」が求められます。
ここまでのレベルを目指すためには、「知っている英語」から「使いこなせる英語」への転換が必要です。単語や文法の暗記にとどまらず、文章を読む・聞く・書く・話すという4つの力を総合的に鍛えていきましょう。
特に、長文読解では速く正確に内容をつかむ力、リスニングでは音を聞き分けて意味を理解する力が重要です。また、英作文やスピーキングでは、覚えた知識を自分の表現として使う練習をすることがポイントになります。
一度にすべてを完璧にする必要はありません。まずは「弱点を減らす」「得意を伸ばす」ことから始めていけば、少しずつ全体のレベルが上がっていきます。
2. 偏差値65〜70を目指す英語の勉強法

英語で偏差値65〜70を取るには、単語や文法を覚えるだけでは不十分です。上位層に共通するのは、「英語を使って理解する力」があること。この章では、その力を身につけるための5つのステップを紹介します。
2-1. 語彙力を使える知識にする
偏差値を上げるうえで、まず土台となるのが語彙力です。ただし、単語を「覚えたつもり」ではなく、「使える状態」にすることが大切です。
- 単語帳を“眺める”だけでなく、例文ごと覚える
- 同じ語の派生語・反対語・品詞をまとめて整理する
- 文中で出てきた単語を、自分でも使ってみる
たとえば「increase」という単語を覚えるなら、「名詞形・反意語・例文」までまとめて理解すること。「増える」という日本語訳ではなく、文の中での使い方を身につけると、長文読解でも一気に強くなります。
2-2. 文法をルールとして定着させる
文法は英語のルールブック。覚えるだけで終わらせず、「正確に使える状態」にすることで、読解・リスニング・英作文すべてに生きてきます。
- 基本構文(SVO・SVC・不定詞・関係代名詞など)を例文で整理する
- 間違えた文法問題は、「なぜ違うのか」を自分の言葉で説明してみる
- 簡単な英文を自分で作ってみる
特に効果的なのは、自分で文を作ること。“文法を理解しているつもり”でも、書こうとすると抜けや誤りが見つかります。「説明できる」「使える」文法を目指すと、応用問題にも強くなります。
2-3. 長文読解を速く・正確に読む練習をする
偏差値65〜70を取る生徒は、長文を読むスピードと正確さのバランスが取れています。ただ読むだけではなく、構造を意識して読むことで理解の精度を上げましょう。
- 段落ごとに主題(何について書かれているか)を一言でまとめる
- 接続語(however, therefore など)で文の流れをつかむ
- 指示語(this, that, it など)が何を指すのかを明確にする
これらを意識することで、「なんとなく読んでわかる」から「正確に読み取れる」へ変わります。語彙と文法の定着があってこそ速読は可能になるため、基礎と並行して取り組むことが大切です。
2-4. リスニング力を高める
リスニングで差をつけるには、「単語を聞き取る練習」ではなく「内容を理解する練習」に切り替えましょう。聞き流すだけでは効果が薄いため、意識的に音声を聞く姿勢が大切です。
- 短い音声を聞いて、内容を自分の言葉で要約してみる
- ディクテーション(書き取り)で音のつながりを確認する
- シャドーイングでリズムと発音を体で覚える
最初は難しく感じますが、1日10分でも継続すれば確実に変わります。単語や文法が「耳から理解できる」ようになると、長文問題やリスニング模試でも得点が安定します。
2-5. 英作文・スピーキングで“表現する力”を磨く
読んで・聞いて理解するだけでなく、自分の言葉で英語を使う練習をすると、総合力が一気に上がります。これは偏差値65〜70レベルの受験生が必ず取り組んでいる分野です。
- 日記のように1日1文、自分のことを英語で書く
- 模範解答を暗記するのではなく、「自分の言葉」で言い換える練習をする
- 音読やAI英会話アプリで声に出して表現する
英作文やスピーキングの練習を通じて、英語を「知識」ではなく「使える言語」として扱えるようになります。この段階に入ると、文章の構造を直感的に理解できるようになり、リーディングにもリスニングにも良い影響が出ます。
偏差値65〜70を取るための勉強は、知識を増やすことよりも、「英語を使って考える力」を育てること。覚える・読む・聞く・話す――それぞれをバランスよく伸ばしていくことが、真の英語力につながります。
3. 成績が伸び悩んだときのポイント

英語の勉強を続けていると、「急に伸びなくなった」「模試の点が安定しない」と感じる時期があります。ですが、それは努力が無駄になっているわけではありません。
成績が上がる前には、理解が一段深まる“停滞期”があるものです。伸び悩んだときに見直すべき4つのポイントを整理します。
3-1. 暗記中心の勉強に偏っていないか
英単語や文法の暗記は大切ですが、「覚える」だけでは実力にはつながりません。偏差値65以上を目指すなら、知識を“使う練習”を加えることが必要です。
- 覚えた単語を使って例文を作ってみる
- 文法問題を解いたあとに、自分の言葉で説明する
- 新しい表現を実際の英文の中で確認する
知識を「使う場面」に結びつけることで、記憶が定着しやすくなり、応用力も自然に高まります。
3-2. 読む・聞く・書くのバランスを崩していないか
苦手分野を避けて得意分野ばかり勉強していないか、時々チェックしてみましょう。上位層の生徒ほど、英語を“総合的に使える力”を意識しています。
- リーディングとリスニングを並行して進める
- 英作文の練習を通して文法や語彙を再確認する
- 音読を取り入れて発音と読解の両方を鍛える
「読む力」と「聞く力」、「書く力」と「話す力」は密接に関わっています。バランスよく鍛えることで、英語全体の理解度が大きく変わります。
3-3. 英文に触れる“量”が足りているか
英語は「慣れ」がものを言う科目です。勉強時間を増やすだけではなく、英語そのものに触れる時間を増やすことが大切です。
- 1日10分でも英語ニュースや短文を読む
- 過去問や模試の英文を再利用して音読練習をする
- 英語のポッドキャストや動画を“ながら聞き”する
大量の英文に触れていると、文の構造や語彙の使い方が自然と身につきます。読む・聞くの“量”を増やすことが、理解を深める近道です。
3-4. 学校や塾・映像授業など外部の力を使う
自力で解決しようとして時間を無駄にしてしまうのはもったいないことです。行き詰まったときは、素直に他者の力を借りましょう。
- 先生やチューターに質問して疑問点を早めに解消する
- 映像授業やアプリで別の講師の説明を聞いてみる
- 理解した内容を自分でまとめ直して再確認する
異なる説明を聞くことで、理解が一気に深まることもあります。分からないことを放置せず、“視点を変えて学ぶ”ことが、次の成長につながります。
伸び悩みは、成長のサインでもあります。焦らず、学習の方向を少し調整するだけで、再び成績は動き始めます。英語力は積み重ねがすべて。小さな改善を繰り返すことが、確実な前進につながります。
4. 英検や英会話でも英語力を伸ばせる

英語の力をしっかり伸ばすためには、学校や塾の勉強だけでなく、英検や英会話の活用も効果的です。試験勉強と実践練習を組み合わせることで、「読む・聞く・書く・話す」の4技能をバランスよく鍛えられます。
英検も活用する
英検は、単語・文法・読解・リスニング・英作文をバランスよく問う試験です。中学生・高校受験生にとっては、受験勉強の延長で力を試せるよい機会になります。
- 英検3級〜2級を目標にして、出題形式に慣れる
- 英検の過去問を「模試」のように活用する
- 英作文やリスニングで“実際に使える英語力”を身につける
英検の勉強は、入試で問われる英語力と重なる部分が多く、モチベーションを保ちながら学習できます。合格という目標があることで、努力が成果として見えやすくなるのもメリットです。
英会話で“使う英語”を体感する
文法や読解の勉強だけでは、英語が“使える力”にはなりません。英会話の練習を通して、学んだことを実際の言葉として使う経験を積むことが大切です。
- オンライン英会話で週1回でも英語を話す時間を作る
- AI英会話アプリ(スピークバディなど)で発音や会話を練習する
- 「言いたいのに出てこなかった」単語をメモして復習する
英会話は“話す練習”というよりも、「自分の言葉で英語を使うトレーニング」です。学んだ知識が自然と整理され、理解が深まります。最初は緊張しても、少しずつ「伝わる楽しさ」を感じられるようになります。
5. 気楽に英語力を伸ばせるコツ

毎日の勉強に少し疲れたときは、「英語を楽しむ時間」を取り入れるのがおすすめです。勉強というより、“英語に慣れる”感覚で触れていくことで、自然とリスニング力や表現力が育っていきます。
海外ドラマ・洋画を観る
物語を楽しみながら、生きた英語に触れられます。英語字幕をつけて観ると、耳と目の両方で覚えられます。登場人物のセリフを真似して言ってみると、発音の練習にもなります。
洋楽を聴く
好きな曲を通して、英語の音のリズムに慣れると、リスニング力が自然に伸びます。歌詞を調べて意味を理解すると、単語の使い方や表現も覚えやすくなります。
身近なメディアを英語に変えてみる
- YouTubeで英語のチャンネルを観る
- スマホの設定を一時的に英語にしてみる
- SNSで英語の投稿やコメントを読んでみる
“英語を勉強する”というより、“英語で楽しむ”時間を持つことが、長く続けるコツです。好きな分野で英語に触れていると、自然に表現が増え、聞き取りも上達していきます。
日常の中に英語を少し取り入れるだけで、学習のストレスが減り、結果的に成績アップにもつながります。無理をせず、楽しみながら英語を味方にしていきましょう。
まとめ

偏差値65〜70を目指す英語の勉強では、知識の量よりも「使い方の質」が大切です。単語・文法・読解・リスニング・英作文と、英語のすべての力を少しずつ伸ばす意識を持ちましょう。
英検や英会話を活用したり、洋画や音楽で英語を楽しんだりすることで、自然と“使える英語力”が身についていきます。勉強を「やらなきゃ」ではなく、「もっと分かるようになりたい」という気持ちで続けることが、成長への近道です。
焦らず、少しずつ積み重ねていけば、英語は必ず得意科目になります。自分に合った方法を見つけて、目標の偏差値をしっかりつかみ取りましょう。