「公式問題集は、ただ解くだけでいいの…?」
今回は、TOEIC920点の取得経験のある私が『TOEIC公式問題集の効果的な使い方』について紹介します!
TOEICから公式で出されている本番のような問題集ですが、うまく使うことでTOEICで高い点数を取るための勉強することができます。
本番のようにただ解いてみるのでもいいですが、うまく活用することで、自分の苦手な部分を見つけて点数を伸ばすことができます。
また、勉強をしていく中で「自分だけのTOEIC公式問題集」を作り上げていくこともできます。
-TOEIC公式問題集とは?
『TOEIC公式問題集』の特徴と、これを使って勉強する利点をまとめます。
- 本番と同じレベルの問題が解ける
- TOEICの自分のレベルがわかる
- 問題の出題形式や傾向がわかる
TOEICの公式問題集は、本番と同じレベルの問題を解くことができます。
本番の問題用紙と同じ大きさで、リスニングのスピーカーも本番のテストと同じです。
ほかの参考書や問題集は、冊子のの大きさやスピーカーが異なるので、本番と同じ形式で勉強できるのはとても嬉しいです。
そのため、問題を解き点数を出せば、自分がどのぐらいのレベルかを知ることができます。
どのパートが苦手なのかを分析することが可能でなので、自分の苦手な部分がわかり、TOEICの勉強をスムーズに進めることができます。
-公式問題集の3つの使い方
公式問題集はだた解くだけでも効果がありますが、せっかくならより点数を上げられるように活用したいですよね。
- 自分のレベルをチェックする(模試形式)
- TOEICの問題や傾向の対策をする
- 本番の難易度や形式に慣れる
自分のレベルをチェックする(模試形式)
公式問題集を解いて点数を出せば、自分がどのくらいのレベルなのかを知ることができます。
- 公式問題集を解いて点数を出す
- パートごとの点数を出す
この時に本番と同じように2時間で終わるようにすると、より正確なレベルを知ることができます。
TOEICの問題や傾向の対策をする
TOEICは独特の問題や出題形式などが多くあります。
- どのような問題がでるかテキストを見てみる
- 解説をみて解き方を勉強する
- 2時間で解き切るための戦略を立てる
自分なりに高い点数を取るための対策をすることができます。
本番の難易度や形式に慣れる
公式問題集は本番の試験と同じ難易度や形式なので、どのような勉強をすればいいのかがわかりやすいです。
講師に問題集を解き終わったに、解説を読みこみ、英文やわからなかった単語なども繰り返し復習をすることで、
「本番と同じレベルの単語や長文に慣れる」ことができます。
-公式問題集を使ったおすすめの勉強法
公式問題集はだた解くだけでも効果がありますが、せっかくならより点数を上げられるように活用したいところです。
「公式問題集を使ったおすすめの勉強法」があるので紹介します。
① まずは本番のように解いてみる
まずは公式問題集の問題、本番と同じように解いてみます。(私は、マークシートに名前なども記入し、問題を解いていました。)
この時、なるべく本番と同じような環境で解くのがおすすめです。
- 時間は本番と同じ2時間で終わらせる
- リスニングは最初の説明から流し、聞き返さない
- 静かで緊張感のある場所で行う
本番のテストでは、リスニングとリーディングをあわせて2時間で解く必要があります。
また、リスニングは一度のみしか聞くことができません。
より正確に自分のレベルを確認したいのであれば、本番と同じ環境で行うのが良いと思います。
聞き取れなかった問題やわからなかった問題は、後ほど時間をかけて何回も復習をします。
また、TOEIC本番の会場は緊張感が漂い、普段とは違う環境でテストをしなければなりません。
そのような環境で行うことで、本番に近い練習を知ることができます。
「本番は緊張してなかなか解けなかった…(泣)」ということもありますよね。
② 答え合わせをして自分の点数を確認する
問題を解くことができたら、正解した数を数え、990点満点に直していきます。
基本的には「1問5点の計算」で大丈夫です。(※本番は難易度によって点数は多少前後します。)
正解数に応じて、自分が実際にどのぐらいの点数を取ることができるかの目安を表を見て確認します。
丸つけするときに、「abceedの自動採点機能」を使うと効率よく採点を行うことができます。
③ 解けなかった問題をもう一度解く
採点が終わり、点数を出すことができたら解けなかった問題をもう一度解いてみます。
- リスニングは答えがわかるまで何度も聞く
- リーディングは間違えた問題・解ききれなかった問題を解く
リスニングは1度しか音声が流れないので、ぼーっとしていると聞き逃してしまうことがあります。
しっかり聞けば問題に答えられるのか、そもそもその音を理解できないのかを区別しましょう。
何回聞いてもまったくわからない問題→×
もう一度聞いたらわかった問題→△
などの印をつけておくとわかりやすいです。
リーディングは時間がなくて解けなかった問題を解いてみましょう。
また間違えた問題ももう一度しっかりと読めば答えられる場合があります。しっかり読めば、解けた問題と何度読んでもわからない問題(単語や知識が抜けている)をわけます。
終わってから解いたら解けた問題→△
もう一度読んだけどわからない問題→×
などと印をつけるとわかりやすいです。
解けなかった問題を解いて、学習するべき問題を厳選していきます。
④ 間違えた問題の解説をチェックする
もう一度解いてもわからなかった問題は、解説を見て解き方を確認します。
「わからなかった単語・熟語」はしっかりと覚えます。
問題の解き方やポイント、覚えておきたい部分などは積極的にテキストに書き込んだりアンダーラインを引いたりしました。
聞き取れなかった英文や意味のわからなかった文章は、何度も聞いたり構文分析をしたりして、完璧に理解できるようにしました。
間違えた問題は「点数を上げるための宝庫」です。
⑤ 間違えた問題は原因を分析する
間違えた問題は答えを確認するだけではなく、「なぜ間違えたのか」を分析してみます。
解けなかった問題には必ず何かしらの理由があります。
- 単語の意味がわからなかった
- リスニングが聞き取れなかった
- 本文に書いてあるのに見落としていた
間違えた原因がわかれば、何を勉強すればいいかがわかります。
- 語彙力を強化する
- 英語の音に慣れる・知ってる音を増やす
- 問題文をしっかり読むようにする
だだ解けなかったという理由でひとくくりにするのではなく「しっかりと分析をする」ことが大切です。
⑥ 公式問題集は本番前に見返す
TOEICの公式問題集は、本番と同じような形式・難易度になっているので、直前の最終確認にとても効果的です。
完璧に分析した公式問題集は、本番で点数を取るための教科書です。
- 自分が間違えやすい問題と解き方
- 問題を解く際に注意するポイント
- 自分なりの解き方やマインド
解けなかったところ、間違えたところを確認し、本番では解けるようにします。
自分専用にカスタマイズされた公式問題集で、本番に備えます!
まとめ
今回は、『TOEIC公式問題集の効果的な使い方』について紹介しました。
公式問題集をうまく使って、点数アップに繋げてください~!
ほかにも『英語力があがる勉強法』を紹介しています↓
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