「英文法の勉強が苦手…」「文法問題になるといつも点が取れない…」
高校受験の英語で安定して点を取るには、まず英文法の理解と定着が欠かせません。
この記事では、中学生が英文法を効率よく身につけ、偏差値や点数を上げるための具体的な勉強法を6つのステップで紹介します。
基礎の確認から問題演習、復習のやり方まで、今日から始められる方法をわかりやすく解説します。
英文法が苦手な人も、この流れで勉強すれば、きっと「分かる!」「できる!」に変わるはずです!
1. 英文法の勉強が大切な理由

高校受験の英語で高得点を取るためには、まず英文法の理解が欠かせません。英文法とは、英語の「ルール」のようなものです。単語を正しい順番で並べて、意味の通じる文を作るための基礎になります。
入試の英語問題は、主に次の3つの力で構成されています。
- 文法・語法の理解(ルールを知る力)
- 読解力(英文を読む力)
- 表現力(書く・聞く力)
この中で、最も「努力が得点に結びつきやすい」のが英文法です。英単語をいくら覚えても、文法がわからなければ文章を正確に読めません。逆に、文法がわかっていれば、知らない単語があっても文の意味を推測できることがあります。
つまり、英文法は英語力の土台。ここをしっかり固めておくことで、長文問題や英作文にも強くなります。文法が分かると、英語そのものがどんどん楽しくなっていきます!
2. 英文法の勉強の基本

英文法を得意にするためには、「やり方」と「順序」を意識することが大切です。ただ暗記するのではなく、理解しながら定着させる勉強を心がけましょう。ここでは、文法学習の基本となる3つの考え方を紹介します。
(1)暗記よりも「理解」を重視する
英文法は「なぜそうなるのか」を理解しながら覚えることが大切です。たとえば、「He plays soccer.」という文では、なぜ“play”ではなく“plays”になるのか。それは「主語が he(=1人)」だからです。この“理由”を理解していれば、似た文でも自然に正しい形が使えるようになります。
- ✕ 「三単現の s をつける」と丸暗記するだけ
- 〇 「主語が1人(he/she/it)のときは動詞が変わる」と理解する
ルールの背景を理解して覚えると、知識がしっかり定着し、応用問題にも対応できます。
(2)「ルール+例文」で覚える
英文法は、ルールと一緒に例文を覚えるのが一番効果的です。ルールだけを読んでもなかなか頭に入らないですが、例文を見ればイメージしやすくなります。
- be動詞 → I am a student.
- 一般動詞 → I play tennis.
- 不定詞 → I want to study English.
- 比較 → This book is more interesting than that one.
文法を見たら、必ず「どんな文で使われるか」を確認する。この意識を持つだけで、理解の深さが全く変わります。
(3)「インプット→アウトプット」を繰り返す
英文法は、理解したあとに自分で使ってみることが大切です。「読む(理解)→解く(練習)→直す(復習)」の流れをつくることで、知識が定着します。
- St参考書や授業で文法を理解する(インプット)
- Step2:問題集を解いて確認する(アウトプット)
- Step3:間違えた問題を復習する
インプットだけでは“わかったつもり”になりがちです。問題を解いてアウトプットすることで、「自分の弱点」や「勘違い」が見えてきます。理解と練習をセットにして進めることが、文法を得意にする近道です。
3. 高校受験の英文法勉強法

高校受験の英語で得点を伸ばすうえで、英文法の理解と定着は欠かせません。文法が分かると、長文読解や英作文にも自信がつきます。
ここでは、「どこから始めればいいの?」「どうやって覚えればいいの?」という人のために、英文法を効率よく身につける6つのステップを紹介します。
① まずは自分のレベルを把握する
英文法の勉強を始める前に、自分がどの単元を苦手としているのかを確認しましょう。やみくもに問題を解くより、最初に現状を把握しておく方が効率的です。
チェック項目:
- 模試や学校のテストの点数・偏差値
- 間違えやすい文法単元(例:時制、助動詞、関係代名詞など)
- 英作文で迷うポイント(例:do と does の使い分けなど)
ノートに「得意・普通・苦手」と色分けして書くと、自分のレベルがひと目で分かります。
苦手が多い場合は、be動詞・一般動詞・三単現といった「基礎」からやり直すのが正解です。
② 参考書や映像授業で文法を「理解」する
英文法は、ただ丸暗記するのではなく、「なぜそうなるのか」を理解することが大切です。教科書の例文を読み、文の仕組み(語順や動詞の形)を自分で説明できるようになるのが目標です。
効率よく理解するコツ:
- 1日に1単元ずつ学ぶ(例:「不定詞」なら to + 動詞の基本を1日で)
- 教科書+参考書または映像授業をセットで使う
- 新しい文法を見たら「自分で例文を1つ作る」
おすすめ教材:
- 基礎固めに:『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』(学研)
- 学校授業の補強に:『くもんの中学英文法』
- わかりやすく学びたい人に:『スタディサプリ中学講座 英語』などの映像授業
映像授業は、イラストや音声で文法の流れを説明してくれるため、「読むだけでは分からなかった部分」がすっきり理解できます。特に「なぜ三単現の s がつくのか」「なぜ to が必要なのか」といった疑問を、先生の説明で早めに解消しておきましょう。
③ 基本例文を声に出して覚える
文法を理解したら、今度は例文を声に出して覚えるステップです。文法は「読んで理解しただけ」では使えるようになりません。実際に口で言ってみることで、英語の語順や感覚が体にしみ込みます。
- be動詞: I am a student. / ポイント:主語と be動詞の一致を意識する
- 一般動詞: He plays soccer. / 三単現の s を忘れない
- 不定詞: I want to go to Kyoto. / “to + 動詞の原形”がセット
- 比較: This book is more interesting than that one. / “more + 形容詞 + than”
- 受動態: The cake was made by my mother. / be動詞 + 過去分詞
「声に出す → 書く → 再度声に出す」という3ステップで覚えると定着しやすくなります。自分の生活に合わせた例文(例:I study English every day.)などを作ると記憶に残りやすいです。
④ 問題集でアウトプットする
理解と暗唱ができたら、実際に問題を解いて確認します。英文法は「理解しても使えない」ことが多いため、アウトプット練習が不可欠です。
効果的な練習法:
- 1単元につき10〜15問ずつ解く
- 解いたら必ず解説を読む
- 「自分の考え方」と「正しい解き方」の違いをノートに書く
例:
× He play soccer. → 〇 He plays soccer.(主語が三人称単数だから)
ただ丸つけをするだけでなく、「なぜそうなるか」まで考えることが大切です。1回解いて終わりではなく、数日後に同じ問題をもう一度解くと、記憶が定着します。
⑤ 間違いノートを作って復習する
同じミスを繰り返さないために、間違いノート(弱点ノート)を作りましょう。下のように、誤り→正答→ポイントの順でまとめるのがおすすめです。
- 三単現:
× He play tennis. → 〇 He plays tennis.
ポイント:三人称単数では動詞に s - 不定詞:
× I want go to Kyoto. → 〇 I want to go to Kyoto.
ポイント:“want to + 動詞の原形” - 比較:
× She is more tall than me. → 〇 She is taller than me.
ポイント:比較級は “-er” を使う(語によって more を使う場合もある)
ノートは1日10分程度でOK。テスト前に見返すと、ケアレスミスの防止と自信の回復に役立ちます。
⑥ 過去問・模試で実戦力をつける
基礎が固まったら、最後は実戦練習です。高校入試の英文法は、「文法+読解力+語彙力」が組み合わさって出題されることが多いため、実際の問題で慣れておきましょう。
- 過去3〜5年分の入試問題を解いてみる
- 分野別に間違いを分類する(時制・助動詞・関係代名詞など)
- 間違えた分野を参考書で復習し、同タイプ問題をもう一度解く
模試や過去問では、文法知識を使って読解する問題も出ます。こうした問題を通して「文法が使える」状態を目指しましょう。慣れてくると、英文を読むスピードや正確さも上がります。
4. 英文法の勉強のコツ・モチベーションを上げる方法

英文法の勉強は、短期間で結果が出るものではありません。毎日少しずつ積み重ねることが、得点アップへの一番の近道です。ここでは、無理なく続けるためのコツを紹介します。
- 小さな目標を立てて、できたらチェックをつける
- 昨日できなかった問題ができるようになったら自分をほめる
- 勉強する時間を決めて、毎日同じ時間に取り組む
- 苦手を放置せず、すぐに確認する
- 勉強仲間や先生に質問する
- やる気が出ない日は「1問だけ」「3分だけ」でもOK
英文法は、一度にたくさん覚えるよりも、少しずつ継続する方が確実に身につきます。大切なのは、「毎日英語にふれる習慣を作ること」。短い時間でもいいので、机に向かうリズムを作りましょう。
また、できるようになった自分を素直に認めることも大切です。「昨日よりちょっとできた」という小さな成長を感じるたびに、勉強は楽しくなっていきます。焦らず、自分のペースで続けていきましょう!
5. 単元別の勉強法|よく出る文法を攻略しよう

高校入試の英文法は、出やすい単元が決まっています。全部を一度に完璧にしようとせず、重要なところから順にマスターしていくのが効果的です。ここでは、入試で特によく出る文法と、その勉強のポイントを紹介します。
be動詞・一般動詞・時制
英文の基本となる単元です。be動詞と一般動詞の違いをしっかり理解し、時制(現在・過去・未来)を整理しましょう。動詞の変化(play → played → played など)を表でまとめると覚えやすくなります。
助動詞(can, will, mustなど)
動詞の前に置いて意味を変えるのが助動詞です。否定形や過去形も一緒に覚えておくと、読解にも役立ちます。例文を声に出して練習すると、自然に使えるようになります。
不定詞・動名詞
不定詞は「to+動詞の原形」、動名詞は「動詞+ing」で「〜すること」という意味を表します。どの動詞と組み合わせるかを例文で確認しながら覚えるのがコツです。
比較・最上級
「〜より」「いちばん〜」といった表現を使えるようにしましょう。tall → taller → tallest などの変化を表にまとめて整理すると、混乱せずに覚えられます。
受動態
be動詞+過去分詞で「〜される」という意味を表す文です。時制によってbe動詞の形が変わるので注意が必要です。例文を何度も書いて、文の形を体で覚えるのがおすすめです。
関係代名詞(who, which, that)
2つの文を1つにまとめるときに使う文法です。who=人、which=物、that=どちらもOKというルールを覚えましょう。慣れるためには、実際の文を多く読むことが効果的です。
文型・語順・疑問文
英語は語順がとても大切な言語です。SVOなどの基本文型を理解し、疑問文や否定文を自分で作る練習をしましょう。並びかえ問題を解くと、語順の感覚が自然に身につきます。
前置詞・接続詞
文と文をつなぐ重要な単元です。前置詞はイメージで覚え(in=中に、on=上に、for=〜のために)、接続詞は使う場面(because=理由、if=条件、when=時)ごとに整理すると理解しやすくなります。
特に「動詞・時制・関係代名詞」は、入試で差がつく重要単元です。苦手な分野を1日1つずつ確認するだけでも、確実に点数につながります。間違いノートを使って、「次は間違えない」と思える問題を繰り返し復習していきましょう!
まとめ

英文法の勉強は、いきなり完璧を目指すのではなく、理解 → 練習 → 復習 → 実戦の流れをコツコツ続けることが大切です。
最初は苦手でも、毎日少しずつ積み重ねていけば、必ず点数は伸びていきます。
「わかった」という体験を積み重ねることで、自信が生まれ、英語そのものが楽しくなっていくはずです。
一歩ずつ、英文法を勉強して得点源に変えていきましょう!
ほかにも、『高校受験の勉強法やモチベーションをあげる方法』について紹介しています!