エントリーシートを書くときは、内容を考えるだけでなく、文章としてまとめ、企業に伝わる形へ整える必要があります。
そこで役立つのが、ESの作成や添削、情報収集を支援する就活サービスです。
今回は、『ES作成・添削に役立つサービス3選』を紹介します!
今回紹介するのは、次の3つです。
- SmartES
- 赤ペンES
- 就活会議
3つともES対策に活用できますが、役割はそれぞれ異なります。
SmartESは文章の作成を支援するサービス、赤ペンESはキャリアアドバイザーから添削を受けられるサービス、就活会議は過去の通過ESや選考体験記を調べられるサービスです。
目的に合わせて使い分けると、ESの準備をより進めやすくなります。
この記事では、SmartES・赤ペンES・就活会議の特徴や違い、活用する順番を紹介します。
※サービス内容は2026年8月時点の情報をもとにしています。最新の機能や利用条件は、登録時に各公式サイトでもご確認ください。
SmartES・赤ペンES・就活会議はどう使い分ける?
3つのサービスの役割を簡単にまとめると、次のようになります。

| ESの状況 | 活用しやすいサービス |
|---|---|
| 書きたい内容を文章にまとめたい | SmartES |
| 作成したESを人に確認してもらいたい | 赤ペンES |
| 過去の通過ESや選考情報を調べたい | 就活会議 |
| ESの設問や回答の方向性を確認したい | 就活会議 |
| 自己PRやガクチカの下書きを作りたい | SmartES |
| 志望動機や自己PRを添削してもらいたい | 赤ペンES |
どれか一つがすべてを行うのではなく、サービスごとに得意な工程があります。
おすすめの流れは、次のとおりです。
- 就活会議で企業の設問や過去の通過ESを調べる
- 自分の経験や伝えたい内容を整理する
- SmartESを使って文章の土台を作る
- 自分の言葉や企業研究の内容を加える
- 赤ペンESで客観的な添削を受ける
すでにESが完成している場合は赤ペンESから利用するなど、現在の状況に合うサービスだけを選んでも構いません。
3つのサービスを比較

| 比較項目 | SmartES | 赤ペンES | 就活会議 |
|---|---|---|---|
| 主な役割 | AIによるESの文章化支援 | キャリアアドバイザーによる添削 | 通過ES・選考体験記の閲覧 |
| 活用する時期 | 下書きを作るとき | 下書きが完成した後 | 書き始める前から提出前まで |
| 主な用途 | 自己PR・ガクチカ・志望動機などの文章作成 | 自己PR・ガクチカ・志望動機の添削 | 企業別の設問・回答例・選考情報の確認 |
| 添削する人 | AI | キャリアアドバイザー | 添削サービスではない |
| 登録 | LINE・Googleなど | ユーザー登録・本人確認・LINE追加 | 無料会員登録・学生認証 |
| 料金 | 無料登録、有料Proプランあり | 原則無料 | 無料 |
| 向いている人 | 文章の土台を効率よく作りたい人 | 人から具体的なアドバイスを受けたい人 | 企業ごとのES傾向を調べたい人 |
SmartESと赤ペンESは、ESそのものを作成・改善するためのサービスです。
就活会議は、直接文章を作成したり添削したりするサービスではありません。過去の通過ESや選考体験記を調べ、書く内容を考えるために活用します。
SmartESの特徴

公式サイト:通るES作成を自動化【SmartES】
SmartESは、AIがESの文章化を補助するサービスです。
現在の公式サイトでは、LINEまたはGoogleを利用した会員登録に対応しています。また、月額550円のProプランも案内されています。
書きたい内容を文章にまとめられる
ESでは、自分の経験や伝えたい強みが整理できていても、限られた文字数の中で文章にするのに時間がかかることがあります。
SmartESでは、自分の経験や回答に必要な情報を入力し、AIの提案を受けながら文章の土台を作れます。
次のような場面に活用しやすいでしょう。
- 自己PRの書き出しを考えたい
- ガクチカを読みやすい順番に並べたい
- 志望動機の文章構成を整えたい
- 同じ内容を異なる文字数にまとめたい
- 複数企業のES作成を効率よく進めたい
最初から完成した文章を作ろうとするよりも、自分の経験を箇条書きで整理してから使うと、内容を反映しやすくなります。

AIの文章に自分の経験を加えて仕上げる
SmartESで作成した文章は、提出用の完成品ではなく、考えを整理するための土台として使うのがおすすめです。
AIが提案した文章に、次の内容を加えて仕上げていきます。
- 自分が実際に取った行動
- 当時考えていたこと
- 数字や具体的な成果
- 周囲との関わり
- 経験から学んだこと
- 応募企業で生かしたいこと
自分にしか書けない情報を加えることで、経験や人柄が伝わる文章になります。
志望動機を作る場合は、企業の事業内容や仕事内容、説明会で印象に残った内容も加えましょう。
SmartESが向いている人
SmartESは、次のような人に向いています。
- 書きたい内容はあるものの、文章の組み立て方を考えたい人
- 自己PRやガクチカの下書きを作りたい人
- 複数のESを効率よく準備したい人
- 文字数に合わせて文章を整理したい人
- AIの提案を参考にしながら、自分で内容を仕上げたい人
まず文章の形を作り、その後に自分の言葉へ整えたい人は、SmartESを活用してみてください。
赤ペンESの特徴

公式サイト:ずっと無料の【赤ペンES】
赤ペンESは、キャリアアドバイザーからESの添削を受けられる就活生向けサービスです。
自己PR、ガクチカ、志望動機の3項目に対応しており、ユーザー登録と本人確認を行った後、公式LINEから文章を送る流れになっています。
キャリアアドバイザーが文章を添削する
赤ペンESでは、社会人経験のあるキャリアアドバイザーが、提出した文章を確認します。
AIによる文章作成とは異なり、人の視点から具体的なアドバイスを受けられる点が特徴です。
次のような内容を確認したいときに活用できます。
- 自分の強みが伝わっているか
- 結論とエピソードがつながっているか
- 行動や成果が具体的に書かれているか
- 読みやすい文章になっているか
- 志望動機に企業との接点があるか
- 文章の中で補足した方がよい部分はどこか
自分で何度も読み返した文章も、ほかの人に見てもらうことで、新しい改善点を見つけられます。
志望動機・ガクチカ・自己PRを添削できる
赤ペンESで添削を依頼できるのは、主に次の3項目です。
- 志望動機
- 学生時代に力を入れたこと
- 自己PR
一度に複数の文章を送るのではなく、一つずつ添削を受ける形式です。
公式サイトでは回数制限はないと案内されていますが、申し込みが集中する時期には一時的に添削回数が制限される場合があります。
提出期限に合わせて余裕を持って依頼すると、返ってきたアドバイスを文章へ反映しやすくなります。
登録後はLINEで添削を依頼する
赤ペンESを利用する流れは、次のとおりです。
- ユーザー登録を行う
- 本人確認を行う
- 公式LINEを友だち追加する
- 添削してほしい文章をLINEで送る
- キャリアアドバイザーから添削結果を受け取る
利用には本人確認が必要です。また、登録画面や利用規約に記載されている、関連サービスへの登録や情報配信についても確認したうえで申し込みましょう。
赤ペンESが向いている人
赤ペンESは、次のような人に向いています。
- ESの下書きが完成している人
- 人から具体的な添削を受けたい人
- 自分では気づきにくい改善点を知りたい人
- 志望動機や自己PRをさらに整えたい人
- 重要な企業へ提出する前に文章を確認してもらいたい人
自分で作成したESを客観的な視点から見てもらいたい人は、赤ペンESを活用してみてください。
就活会議の特徴

公式サイト:内定者のES・面接情報で選考対策ができる「就活会議」
就活会議は、企業ごとの通過ESや選考体験記、インターン体験記などを調べられる就活情報サービスです。
過去に選考へ参加した学生が投稿したESや体験記を、企業名や卒業年度、選考段階などから検索できます。
過去の通過ESを企業別に確認できる
就活会議では、企業ごとに過去のESの設問や回答を確認できます。
ESを作成する前に調べておくと、次のような情報を整理できます。
- 過去に出題された設問
- 自己PRやガクチカの文字数
- 志望動機で触れられている内容
- 職種やコースごとの設問
- インターン選考と本選考の違い
- ES提出後の選考の流れ
企業によって、ESで重視する内容や設問の形式は異なります。
過去の情報を確認しておくことで、どのような準備が必要かを考えやすくなります。
選考体験記も一緒に確認できる
就活会議には、ESだけでなく、面接やグループディスカッション、インターンなどの体験記も掲載されています。
ESで書いた内容が、その後の面接でどのように質問されたのかを確認できる点も特徴です。
ESを作成するときから面接まで意識しておくと、自分の経験をさらに詳しく説明できるようになります。
たとえば、ガクチカを書く場合は、次の内容まで整理しておくとよいでしょう。
- その活動を始めた理由
- 当時の課題
- 自分が担当した役割
- 実際に行った工夫
- 周囲との関わり
- 結果と学んだこと
- 入社後に生かせること

通過ESは構成や視点を参考にする
過去の通過ESは、文章をそのまま利用するのではなく、構成や情報の具体性を確認するために使います。
次の点に注目して読んでみましょう。
- 最初にどのような結論を置いているか
- エピソードをどの順番で説明しているか
- 数字や具体例をどこに入れているか
- 企業との接点をどのように示しているか
- 限られた文字数で何を優先しているか
複数のESを読み比べると、同じ設問でもさまざまな伝え方があることが分かります。
その中から、自分の経験に合う構成や考え方を参考にしましょう。
就活会議が向いている人
就活会議は、次のような人に向いています。
- 志望企業の過去のESを確認したい人
- 企業ごとの設問や文字数を調べたい人
- 通過ESの構成を参考にしたい人
- ES提出後の選考についても知りたい人
- インターンや面接の体験記も確認したい人
就活会議の会員登録は無料で、登録時には学校のメールアドレスまたは学生証による学生認証が必要です。

目的別に選ぶならどのサービス?

ESの下書きを作りたいならSmartES
書きたい経験や強みは決まっていて、文章としてまとめたい場合はSmartESが使いやすいでしょう。
まずは、次の内容を箇条書きで整理してから入力します。
- 取り組んだこと
- 目標
- 課題
- 自分が行った工夫
- 結果
- 学んだこと
AIが提案した構成を参考にしながら、自分の表現や具体的な情報を加えて仕上げます。
完成した文章を添削してほしいなら赤ペンES
ESの下書きが完成しており、客観的なアドバイスを受けたい場合は赤ペンESが向いています。
文章を送る前に、相談したい点を自分でも整理しておくと、添削結果を活用しやすくなります。
- 強みが伝わっているか
- エピソードが具体的か
- 志望動機に一貫性があるか
- 文章が読みやすいか
添削結果を受け取った後は、修正の意図を確認しながら、自分の言葉で書き直しましょう。
志望企業のESを調べたいなら就活会議
企業ごとの設問や過去の回答を確認したい場合は、就活会議が向いています。
特に、次のタイミングで活用できます。
- 志望企業の募集が始まったとき
- インターンのESを書くとき
- 過去の設問傾向を確認したいとき
- 志望動機の切り口を考えるとき
- ES提出後の面接対策を始めるとき
過去の通過ESと企業の採用ページをあわせて確認すると、企業が求める人物像と自分の経験を結びつけやすくなります。
3つのサービスを組み合わせる方法
3つのサービスは、次の順番で使うと、それぞれの特徴を生かせます。

1.就活会議で企業の情報を調べる
最初に、志望企業で過去にどのような設問が出ているかを確認します。
回答内容を写すのではなく、設問の意図や必要な情報を考えるために活用します。
2.自分の経験を箇条書きにする
過去の通過ESを確認した後、自分自身の経験を整理します。
この段階では、文章としてきれいにまとめる必要はありません。
いつ、どこで、何を行い、どのような結果につながったかを具体的に書き出します。
3.SmartESで文章の土台を作る
整理した情報をもとに、SmartESを使って文章の流れを作ります。
提案された文章を読み、自分の考え方や行動が正しく反映されているかを確認します。
4.企業に合わせて内容を調整する
自己PRやガクチカの基本的な文章は複数企業で活用できますが、志望動機や入社後に取り組みたいことは企業ごとに調整します。
企業研究で確認した事業、職種、仕事の特徴を加えましょう。
5.赤ペンESで添削を受ける
完成した文章を赤ペンESへ送り、キャリアアドバイザーからアドバイスを受けます。
添削された内容をそのまま置き換えるのではなく、なぜ修正が必要なのかを考えながら仕上げると、ほかの企業のESにも生かせます。
ES作成サービスを活用するときのポイント

自分の経験を正確に入力する
AIへ入力する内容や添削へ送る文章には、実際の経験を正確に書きます。
役割や成果を具体的にすると、強みが伝わりやすい文章を作れます。
企業ごとに内容を調整する
自己PRやガクチカの中心となる経験が同じでも、企業によって求める人物像や仕事内容は異なります。
最後の部分では、その経験を応募企業でどのように生かしたいのかを加えましょう。
過去のESは考え方の参考にする
通過ESは、構成や具体性を学ぶために活用します。
同じ経験を持つ人はいないため、自分の行動や考え方を中心に文章を組み立てることが大切です。
提出前に声に出して読む
完成したESは、最後に声に出して読んでみましょう。
一文が長い部分や、説明がつながりにくい部分を見つけやすくなります。
設問への回答になっているか、文字数を守っているか、企業名や商品名に誤りがないかも確認します。
よくある質問
3つのサービスは無料ですか?
赤ペンESと就活会議は、学生が無料で利用できます。赤ペンESでは本人確認と公式LINEの追加、就活会議では学生認証が必要です。
SmartESは無料で会員登録できますが、現在は月額550円のProプランも用意されています。利用できる機能や料金は、登録後のサービス画面で確認してください。
3つすべてに登録する必要はありますか?
すべてに登録する必要はありません。
現在のES作成状況に合うサービスを選びましょう。
- 書き始める前:就活会議
- 下書きを作る段階:SmartES
- 文章を仕上げる段階:赤ペンES
重要な企業へ提出するESでは、3つを順番に活用する方法もあります。
AIで作成したESをそのまま提出してもよいですか?
AIの文章は、構成や表現を考えるための土台として利用するのがおすすめです。
自分の経験、考え方、企業への関心を加え、事実と合っているかを確認してから提出しましょう。
赤ペンESでは何を添削してもらえますか?
公式サイトでは、志望動機、ガクチカ、自己PRの3項目が添削対象として案内されています。
企業独自の設問を依頼したい場合は、申し込み前に現在の対応範囲を確認してください。
就活会議のESは誰でも見られますか?
一部の情報を詳しく閲覧するには、無料会員登録と学生認証が必要です。
就活会議は、大学・大学院・短期大学・高等専門学校・専門学校相当に在学している就活生を対象としています。
まとめ
SmartES・赤ペンES・就活会議は、いずれもES対策に役立つサービスですが、それぞれ役割が異なります。
- 文章の土台を作りたい:SmartES
- 人から具体的な添削を受けたい:赤ペンES
- 過去の通過ESや選考情報を調べたい:就活会議
ESを効率よく作成したい場合は、就活会議で企業の情報を調べ、SmartESで文章の土台を作り、赤ペンESで添削を受ける流れがおすすめです。
サービスの提案を活用しながら、自分の経験や企業への関心を丁寧に加えることで、読み手に伝わるESへ整えられます。
自分の現在の状況に合うサービスから活用してみましょう。