「数学って苦手…」「計算ミスが多い…」「文章題が難しい…」
今回は『高校入試に向けた中学2年生数学の勉強法』について紹介します!
中学2年生の冬は、受験に向けた数学の基礎を固める絶好のタイミングです。
今のうちにしっかりと勉強をしておくことで、3年生になってからの受験勉強がグッと楽になります。計算力を鍛えるコツ、文章題を解くポイント、苦手を克服する方法など…
中学2年生の冬の数学の勉強法

中学2年生の冬は、高校受験に向けて本格的に準備を始める時期です。
この時期にしっかりと基礎を固めておくことで、中学3年生になったときの勉強がスムーズになります。
- これまでの学習内容を振り返る
- 基本的な計算力を上げる(計算ミスを減らす)
- 1・2年生の内容の総復習をする
- 間違えた問題を解き直す
まずは 「1・2年生の内容をしっかり復習する」ことが最優先です。
① これまでの学習内容を振り返る

勉強を始める前に、まずは「自分の理解度を確認」しましょう。
中学1年生と2年生で習った数学の内容を思い出しながら、「得意な部分」と「苦手な部分」を整理することが大切です。
これまでの 定期テストや学力試験の問題を見直し、どこでつまずいたのかを確認することで、自分が重点的に復習するべき分野が見えてきます。
教科書やノートを見返すことで、苦手だった分野を思い出すことができると思います。
- 学校の教科書やノートを見返す
- 定期テストで間違えた問題を見る
- 模試や実力テストの結果を見る
「グラフの問題はできるけど、図形は苦手…」「計算はできるけど、文章問題はできなかった…」など、人によって苦手な部分が異なります。
② 基本的な計算力を上げる(計算ミスを減らす)

数学の基礎は「計算力」です。
計算が速く正確にできるようになると、難しい問題を解くときにも余裕ができます。
この時期に、毎日 15~30分程度の計算練習をする習慣をつけると良いです。
特に、分数や小数を使った計算・かっこのついた計算・文字を含む計算は、正確に解けるようにしておきましょう。
- 計算するときに 途中式をしっかり書く
- 問題を解いたあとに 答えを見直す習慣をつける
- 1問ずつ時間を意識して解く(ゆっくり正確に → 速く正確に)
計算は数学の問題を解く上でとても重要な要素です。しっかりと速く確実に計算をできるように練習しましょう。
計算ミスは、たくさんの問題を解いて練習をすることでも減らすことができるようになります。
- 学校の教科書やプリントの計算問題を解き直す
- 計算に特化した問題集で練習をする
市販の問題集で計算の練習をしたい場合は、『計算 (中学基礎がため100%)』がおすすめです。
毎日少しずつ練習をすることで、力をつけることができます。
「いつも計算ミスをしてしまう…」という人は、『計算ミスを減らす方法』についても書いているので、見てみてください~!↓
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③ 1・2年生の内容を総復習する

高校入試では、「中学1・2年生の内容も出題される」ため、この時期にしっかりと復習しておくことが大切です。
復習のやり方としては、「教科書やノートを見返しながら、基本の問題を解き直す」のが効果的です。
- 数や文字を使った式の計算
- いくつかの数の関係を考える問題(方程式など)
- 図を使った問題(角度や長さを求める問題)
特にこのような内容は、しっかりと理解しておく必要があります。
忘れてしまっていた内容があれば、「教科書やノート」を見て思い出しましょう。また、苦手な単元は、YouTubeなどで映像授業を観るのがおすすめです。
難しいと思っていた内容も、わかりやすく解説をしてもらえます。
中学1・2年生の内容を復習したい場合は、『すこしずつ ホントにわかる』がおすすめです。
解説がわかりやすく、勉強のモチベーションも上がるレイアウトなので、復習にかなりおすすめです。
④ 間違えた問題は解き直す
勉強を進めるうえで、最も大切なのは 「間違えた問題をそのままにしないこと」 です。
テストや問題集を解いて、間違えた問題は必ず解説を読んで理解し、もう一度自分で解き直すことが大切になります。
- 間違えた問題の解説をみて解き方を理解する
- 解答を見ずに自力でもう一度解いてみる
- 間違えた問題は印をつけ、何度も繰り返し説く
勉強を進めるうえでの注意点

中学2年生のうちから受験勉強の準備をできるのはとても良いことです。さらに効果を高めるために気をつけたいポイントを3つ紹介します。
① 無理をしすぎない
毎日たくさんの問題を解こうとすると、途中で疲れてしまい、勉強が続かなくなってしまうことがあります。大切なのは、「短い時間でも、毎日コツコツと勉強する」ことです。特に計算練習は 毎日15~30分 でも続けることで、確実に力がついていきます。
② ただ解くだけで終わらない
問題を解くだけで満足してしまうのではなく、「なぜこの解き方になるのか?」を考えながら解くこと が大切です。答えを丸暗記しても、少し問題の形が変わると解けなくなってしまうので、「考える力」を身につけることを意識しましょう。
わからなかった問題も答えを丸写しするのはNGです。難しい問題も少し考えてみる癖をつけ、入試問題にも対応できるように練習をしてみましょう!
③ 1つの問題にこだわりすぎない
わからない問題を考える事はとても重要ですが、難しい問題に時間をかけすぎると、ほかの勉強が進まなくなってしまいます。
「バランスを考えて勉強を進める」ことが大切です。
5~10分考えても解けない問題は「一度解説を読んで理解」し、もう一度解いてみるのがおすすめです。
1週間の勉強スケジュール例

中学2年生の冬の勉強では、毎日コツコツと学習を進めることが大切です。この時期におすすめしたい数学の勉強スケジュールの例を紹介します。
【平日の勉強スケジュール】
17:00~17:30(計算練習): 分数・小数の計算、文字を使った計算、かっこのある計算などを練習する。
17:30~18:30(復習): 1・2年生の内容を復習し、基本の問題を解く。教科書やノートを見ながら、忘れていることを思い出す。
18:30~19:00(間違えた問題の解き直し): 過去のテストや問題集の間違えた問題をもう一度解く。
【休日の勉強スケジュール】
9:00~9:30(計算練習): いつもより少し多めに計算問題を解く。
9:30~11:00(過去のテストの見直し・復習): 過去に間違えた問題をノートに解いてみる。
13:00~14:30(応用問題に挑戦): 少し難しい問題を解いてみる。文章が長い問題にも取り組む。
16:00~16:30(総復習): その日の復習として、間違えた問題をもう一度解き直す。
まとめ
今回は『高校入試に向けた中学2年生数学の勉強法』について紹介しました。
中学2年生の冬の勉強では、1・2年生の復習をしっかり行い、自分の苦手な部分を確認することが大切です。特に、間違えた問題をそのままにせず、必ず解き直すようにしましょう!
ほかにも「高校入試に向けた勉強法」やモチベーションを上げる方法などについても紹介しているので、あわせて読んでみてください!
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