【2025年版!】就活で役立つおすすめ本7選|自己分析・強みややりたいことの発見に使える名著

就活のことを考え始めたとき、「自分にはどんな仕事が合うんだろう?」「強みって言われても、何をアピールすればいいのか分からない…」と悩んだことはありませんか?

そんなモヤモヤを抱える就活生にこそ読んでほしいのが、“自己分析”や“キャリアのヒント”が詰まった本たちです。この記事では、就活に本気で向き合いたいあなたに向けて、読むだけで視野が広がる、思考が深まる、おすすめの7冊を紹介します。

悩みを言語化したい人も、やりたいことを見つけたい人も、今の不安を整理したい人も。きっと出会った1冊が、あなたの背中をそっと押してくれるはずです。

就活で役立つおすすめ本7選

1.『メモの魔力』前田裕二(幻冬舎)

SHOWROOM代表の前田裕二氏が語る、メモによって「思考を言語化する力」を鍛えるための一冊です。

この本の最大の魅力は、「なぜそう感じたのか?」を掘り下げる“具体と抽象の往復”というメソッド。自分の体験を深く掘り下げることが、自己分析やエントリーシート作成の力に直結します。

巻末には「自己分析1000問」が収録されており、就活のために自己分析を深めたい人にとって最強のワークブックにもなります。

楽天ブックス
¥1,540(2025/06/12 02:17時点 | 楽天市場調べ)

2.『イシューからはじめよ』安宅和人(英治出版)

「頑張っているのに、成果が出ない」――そんなもどかしさを抱えている人にこそ読んでほしい、思考の質を高めるための一冊です。

著者はマッキンゼー出身の戦略コンサルタントであり、データと論理を使った「本当に意味のある問題の見つけ方(イシュー・ドリブン)」を、わかりやすく解説しています。

本書では、「努力の方向を間違えると、どれだけ頑張っても無駄になる」として、限られた時間の中で、何を解くべき問題(イシュー)として扱うべきかを見極める重要性を説いています。

「本当に考えるべきことは何か?」という視点を持てるようになると、日々の学び方や情報の扱い方、そして就活での企業研究や志望動機の深め方にも、質の違いが生まれます。

就職活動に限らず、社会に出てからも長く役立つ“思考の武器”を身につけたい人に、強くおすすめしたい一冊です。

3.『さあ、才能に目覚めよう』トム・ラス(日経BP)

自分の強みを知る手助けをしてくれるベストセラー。購入者限定の「ストレングスファインダー診断」によって、自分の“隠れた資質”を知ることができます。

診断結果は単なる性格ではなく、「どんな環境で自分が活躍しやすいか」「他者とどう関わると力を発揮できるか」といった視点で分析されており、将来の職種選びや自己PRにも役立ちます。

「自分には何ができるかわからない」という人にこそ読んでほしい一冊です。

4.『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』八木仁平(KADOKAWA)

「やりたいことがわからない」と感じている人に向けた、まさに“自己理解の入門書”です。著者自身も「やりたいことが見つからずに悩んでいた大学生」だった経験をもとに書かれており、非常に共感しやすい構成になっています。

本書では、「やりたいこと=好きなこと × 得意なこと × 大事にしたいこと」と定義し、それをワーク形式で具体的に掘り下げていくプロセスが紹介されています。

このプロセスを通して、「何に夢中になれるのか」「どんな環境で力を発揮しやすいのか」が見えてきます。

 
はな
自己分析を通して、自分らしい進路やキャリアのヒントを見つけたい人に、特におすすめの一冊です。

5.『苦しかったときの話をしようか』森岡毅(ダイヤモンド社)

本書の中で森岡毅さんは、「自分の得意なこと=強み」を見つける具体的な方法として、まず自分の“好きな行動”を動詞で書き出すことを勧めています。

たとえば、「考える」「話す」「教える」「まとめる」「分析する」など、なるべく多くの行動を動詞でリストアップしていきます。目安としては、50個から100個ほどを挙げると、自分の傾向が見えてくると言います。

そのうえで、書き出した行動を次の3つの領域に分類していきます。自分の行動がどの領域に多く分布するかを分析することで、自分が本来どのような能力に長けているのか、どんな場面で力を発揮しやすいのかが見えてきます。

この本は、自己分析に悩む就活生にとって非常に実践的で、自己PRや志望動機を考える際の土台として大いに役立ちます。自分の特性を「思い込み」ではなく「根拠ある言語」で説明できるようになること。それこそが、納得感のあるキャリア選択につながっていきます。

6.『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』リンダ・グラットン(東洋経済新報社)

「人生100年時代」を前提に、これからの働き方・学び方・生き方を再構築していくための指針を与えてくれる一冊です。著者はロンドン・ビジネススクール教授であり、グローバルな視点から“変化するキャリアの形”を鋭く描き出しています。

本書では、従来の「教育→仕事→引退」という3ステージ型の人生ではなく、学び直しや転職を繰り返しながら、自分に合った働き方やライフスタイルを構築する「マルチステージ型の人生」がスタンダードになると説かれています。

大学生にとっては少し難解な部分もありますが、「どんな力を身につけておくべきか」「なぜ“自分を知る”ことが大切なのか」を、社会の大きな変化の中で考えるきっかけになります。

将来のキャリアを単なる“就職”にとどめず、長い人生をどうデザインするか――その発想を育ててくれる一冊です。

7.『絶対内定2027 自己分析とキャリアデザインの描き方』杉村太郎(ダイヤモンド社)

就活生の“バイブル”とも呼ばれるシリーズ。大学1〜2年生にとっても「自己分析の徹底的なやり方」を知る教科書として非常におすすめです。

特徴的なのは、文章を読むだけでなく、ワーク形式で自分の価値観・人生観・ビジョンを掘り下げていける点。
将来のキャリアを単なる「就職活動」にとどまらず、「人生をどうデザインするか」という視点で考えるきっかけになります。

 
先輩
将来の不安を“構想”に変えていきたい人にぴったりの一冊です。
楽天ブックス
¥1,980(2025/06/12 02:20時点 | 楽天市場調べ)

まとめ

就活に向き合うなかで、「自分には何が向いているんだろう?」「どう伝えれば評価されるんだろう?」と迷うことは誰にでもあります。そんなとき、ただ情報を集めるだけではなく、本を通して“深く考える時間”を持つことが、あなた自身の軸をつくる大きなヒントになります。

今回紹介した7冊は、自己分析、価値観の整理、思考力の強化など、どれも就活に直結する力を育ててくれるものばかりです。どこか一つでも心に引っかかる本があれば、ぜひ手に取ってみてください。

ほかにも『大学生活や就活に役立つ情報』を発信しています!

おすすめ記事

「自己分析、どうやればいいのかわからない…」今回は『就活で使える大学生向けの自己分析の方法』について紹介します。この記事では、就活初心者の方でも無理なく取り組めるように、自己分析の具体的な進め方をわかりやすくまとめました。自己分析がで[…]

おすすめ記事

「自己PRってどう書けばいいの?」就活やインターンのエントリーシート(ES)、面接で必ず聞かれるこの質問に、自信を持って答えられる人は意外と少ないものです。今回は『就活やインターン・ESで成功する自己PRの作り方』を紹介します!自己P[…]

この記事はアフィリエイト広告を利用しています。

>

"賢く×可愛く"を叶える『はなの勉強部屋』

現役理系大学生が運営しているブログ、はなの勉強部屋。“可愛く”ד賢く”をモットーに投稿しています。これからみなさんの学生生活や勉強に役立つ情報更新していきますので、よろしくお願いいたします!

CTR IMG