【後悔しない】大学生が卒業までの4年間でやっておくべきこと11選

「大学生活、もっとちゃんと過ごせばよかった…」

そんな後悔の声を、卒業してから多くの場面で耳にします。授業、サークル、バイト、趣味、就活…。大学生には自由な時間がある反面、何をして過ごすかは自分次第です。

この記事を読んでくれた人が『卒業後に後悔をしない大学生活の過ごし方10選』を紹介します。

意識して行動した人と、なんとなく流された人とでは、4年後に大きな差が生まれます。

卒業後の自分が「本当にやっておいてよかった」と思える、多くの大人がやっておけばよかったと後悔していることをまとめました。

 
はな
大学生活を有意義に過ごし、後悔しない人生を送りましょう。

大学生活は過ごし方によって大きく変わる

大学生活は、人生の中でも特別な時期です。高校までのように毎日決まった時間に学校へ行き、授業を受ける生活とは違い、時間の使い方を自分で決めることができます。つまり、「どう過ごすか」はすべて自分次第。その自由さこそが、大学生活が大切だと言われる理由のひとつです。

  • 自由な時間が多く、自分で時間の使い方を決められる
  • 失敗してもやり直しがききやすい
  • この時期の経験が将来の考え方や行動に影響する

まず、大学生は時間があります。長期休みがあり、平日も空き時間が多い人も多いでしょう。この“自由な時間”をどのように使うかで、将来の選択肢は大きく変わってきます。たとえば、資格の勉強を始めることもできるし、海外に行って新しい経験を積むこともできます。早めに社会との接点を持てば、自分に合った働き方や進路も見つかりやすくなります。

また、大学生のうちは多少の失敗をしても取り返しがつきます。アルバイトでうまくいかなくても、インターンでうまく立ち回れなくても、それを「経験」として次に活かすことができる。社会人になると、同じような失敗がより大きな責任を伴うこともあります。

そしてもうひとつ大事なのは、「自分のためだけに使える時間が多い」ということです。社会に出ると、どうしても仕事や家庭のことで時間が埋まっていきます。でも大学生のうちは、自分の興味や成長のために時間を使いやすい。この時期にどんなことを経験するかが、将来の自分の考え方や行動の基準になります。

だからこそ、「大学生のうちに何をしておくか」はとても大事です。自分にとって意味のある時間を積み重ねることで、卒業したときに「やりきった」と思える大学生活になるはずです。

大学生のうちにやっておくべきこと10選

大学生には、社会人ではなかなか得られない時間が がたくさんあります。卒業後に「やっておいてよかった」と思えること、「やっておけばよかった…」と後悔しないために、大学生のうちにやっておきたいことを10つ紹介します。

1.自分のことを知る時間をつくる

将来の進路や働き方を考えるうえで、まず大切なのは「自分自身をよく知ること」です。
どんな場面でやる気が出るのか、どのようなことにストレスを感じるのか。人との関わり方や物事の優先順位、時間の使い方のクセなど、身近なところから見つめ直してみると、自分の性格や考え方の傾向が少しずつわかってきます。

  • どんな人生を送りたいかを考える時間を持つ
  • インターンやOBOG訪問で実際の社会を知る
  • 興味のある分野を深堀りしておく

「好きなことが見つからない」「将来の夢がない」と悩む人も多いですが、それはごく自然なことです。大切なのは、興味を持ったことにとりあえず触れてみることです。

例えば、学外イベントに参加してみる、OBOG訪問で社会人の話を聞く、サークルやプロジェクト活動に関わってみるといったことが、自分を知る大きなヒントになります。

定期的に自分自身を見つめる時間をつくってみましょう。将来の選択肢に迷ったとき、自分の中に「これが大切だ」と思える軸があると、進む方向を決めやすくなります。

2.アルバイトで社会経験を積む

アルバイトは単なる収入源ではなく、社会経験を積むための大切な場でもあります。働くことで、学校では学べないことがたくさん得られます。

たとえば、接客業であれば人との接し方や敬語の使い方、事務の仕事ではパソコンの操作やビジネスマナーなど、実践的なスキルが自然と身についていきます。

また、ミスをしたときの対応や、忙しい中での協力体制など、責任感や柔軟性も磨かれます。仕事の中で褒められたり、信頼されたりした経験は、自分に自信をつけてくれます。

さらに、複数のアルバイトを経験してみると、自分がどんな職種に向いているのか、どんな職場環境が合っているのかを比較することができ、将来の仕事選びにも役立ちます。

  • 接客、塾講師、事務などで「働く」経験を得る
  • 責任感や時間管理能力が身につく
  • 自分の強み・弱みが見える

働くことを通して、自分が社会の一員であることを実感し、「お金を稼ぐ」ことの重みも感じられるようになります。社会に出る前の貴重なトレーニングとして、ぜひ真剣に取り組んでみてください。

3.海外に行く経験をしてみる

大学生のうちは、長期の休みが取りやすく、比較的時間に余裕がある時期です。この期間を利用して、海外に出てみることは非常におすすめです。
行き先や期間は関係ありません。短期でも構いませんし、語学留学でも旅行でもボランティアでも、目的は人それぞれで良いのです。

海外に行くと、日本との文化や価値観の違いに戸惑う場面もあるかもしれません。たとえば、時間の感覚、挨拶のしかた、食事のマナーなど、日常の小さなところにも違いがあります。けれど、その「違い」を自分の目で確かめ、実際に体験することで、ものの見方が自然と広がっていきます。

言葉に不安がある人もいるかもしれませんが、完璧な英語が話せなくても、身振り手振りや簡単な単語で意思は伝えられます。そして、通じたときの喜びや、現地の人との何気ない会話が、旅の中で一番心に残ることも少なくありません。

  • 視野が広がる
  • 異文化理解、語学力の向上になる
  • 新しい価値観と出会える

実際に海外に行ったことをきっかけに、国際系の仕事を目指したり、語学の勉強に本気で取り組んだりするようになった学生も多くいます。
自分の世界を広げるために、少しだけ勇気を出して、知らない場所へ一歩踏み出してみてください。

4.長期インターンで「働くこと」に触れてみる

大学生のうちに経験できる「長期インターン」は、将来のキャリア選択に大きなヒントを与えてくれる貴重な機会です。
アルバイトと異なり、インターンでは企業の一員として実際の業務に関わることが多く、ビジネスの現場でどのように物事が動いているかを体感できます。

  • 就職活動前に「働くこと」のリアルを知れる
  • 実践的なスキルが身につく
  • 就活での自己PRの材料になる

たとえば、実際のプロジェクトに参加したり、上司や先輩と日々やり取りをしながら報告書を作成したりといった業務をこなす中で、学校では学べない多くの経験が得られます。最初はうまくいかないこともあるかもしれませんが、現場で学ぶことの価値は非常に大きく、自分の成長を実感するきっかけにもなります。

また、インターンを通して「この仕事は自分に向いている」「この業界ではやっていけそうにない」といった発見があることも。これらは就職活動において、自分に合った企業や職種を見極める材料となります。

さらに、社会人と一緒に働いた経験は、エントリーシートや面接で語る具体的なエピソードにもなります。「学生時代に力を入れたこと」として話せる内容を持っておくことは、大きなアドバンテージになります。

興味のある業界がある人はもちろん、まだ将来がはっきりしていない人も、ぜひ一度チャレンジしてみる価値があります。

5.趣味や好きなことに集中してみる

大学生は、自分の「好き」を大切にできる時期です。
社会人になると、仕事や生活に追われて、自分のために使える時間が限られてきます。だからこそ、今のうちに趣味や関心のあることにじっくり向き合うことは、とても意味のある時間の使い方です。

たとえば、ギターやイラストなどの創作活動、スポーツや筋トレ、語学やプログラミングの勉強、写真や読書、映画鑑賞など、どんなことでも構いません。大切なのは、「やっていて楽しい」「もっと上手くなりたい」と思えるかどうかです。

夢中になれるものがあると、日々の生活に張りが生まれますし、目標に向かって努力する過程で得られる達成感は、何ものにも代えがたいものです。また、趣味があることで、新しい友人との出会いや、将来的に副業や仕事につながる可能性が広がることもあります。

今はSNSやYouTubeなどを使って、自分の活動を発信することもできます。共通の趣味を持つ人とのつながりや、自分の成長記録を残していくのも一つの楽しみです。

  • 大学生活は好きなことに時間を費やせる貴重な時期
  • 人生の幅が広がる
  • SNSやブログで発信しても◎

「趣味に時間を使いすぎるのはもったいない」と思う人もいるかもしれませんが、好きなことに真剣に向き合った経験は、必ず自分の自信と魅力になります。

6.信頼できる人間関係を築いておく

大学生活の中で出会う人たちは、今後の人生に大きな影響を与える存在になることがあります。気の合う友人、尊敬できる先輩、刺激をくれる後輩、親身に話を聞いてくれる先生など、信頼できる人間関係は、困ったときや悩んだときに支えとなってくれます。

人間関係は一度築けば終わりというものではなく、日々のちょっとした気づかいや態度によって、少しずつ深まっていくものです。挨拶を欠かさないこと、感謝の気持ちをきちんと伝えること、相手の話に耳を傾けること。そのような当たり前のことを大切にする姿勢が、人からの信頼につながっていきます。

また、大学時代にできたつながりは、卒業後も長く続くことがあります。同じ夢を語り合った仲間や、一緒に頑張ったサークルのメンバーとの絆は、社会人になってからも心の支えになるでしょう。

  • 心を許せる人との関係は社会人になっても財産
  • 自分の価値観や対人スキルが磨かれる

人と関わることに苦手意識がある人も、無理に多くの人と関わる必要はありません。一人でも、安心して話ができる相手がいることが大切です。

大学生活は、新しい出会いに恵まれる時期でもあります。自分にとって大切にしたい人との関係を、丁寧に育てていきましょう。

7.学びに本気で向き合う経験をしておく

大学は、専門的な学びを深めることができる貴重な場所です。
「単位を取るために仕方なく授業を受ける」という意識だけでは、もったいない時間になってしまいます。自分の興味や関心に合った授業やゼミに出会えたら、ぜひ本気で取り組んでみてください。

たとえば、気になったテーマについて図書館で本を探してみる、授業内容をきっかけに自主的に調べてみる、先生に質問してみる――。そんな些細な行動から、学びの面白さは広がっていきます。

ゼミ活動や卒業研究では、自分でテーマを選び、調査・分析・発表まで行う機会もあります。これらは単なる勉強にとどまらず、考える力・文章にまとめる力・人前で伝える力といった、社会に出てからも役立つスキルにつながります。

また、学びに真剣に取り組んだ経験は、自分自身に対する信頼を育ててくれます。「あのとき、頑張った」と胸を張って言える経験は、将来の自信の源にもなるはずです。

  • 興味を持ったことを突き詰める経験は将来に活きる
  • 思考力・論理力のトレーニングになる

8.健康的な生活リズムをつくる

自由な時間が多い大学生活では、ついつい生活リズムが崩れがちです。夜遅くまでスマホを見て朝寝坊、毎日コンビニ食で野菜不足、運動不足で体力も低下……。こうした生活を続けていると、若いうちは大丈夫でも、少しずつ体に無理が溜まっていきます。

社会人になると、仕事のスケジュールに合わせて動く必要があり、生活の自由度は下がります。そのときに体力がないと、疲れが取れなかったり、集中力が続かなかったりして苦労することもあります。

だからこそ、今のうちに自分の体をいたわる習慣をつけておくことが大切です。決まった時間に起きる、バランスの取れた食事を心がける、軽い運動を定期的に取り入れる。どれも小さなことですが、続けることで体調が整い、気分も安定してきます。

健康は、何かを成し遂げるための土台です。試験も就職活動も、すべては元気な体と心があってこそ。毎日の生活習慣が、未来の自分を守ってくれます。

9.お金の管理を意識してみる

大学生になると、自分で自由に使えるお金が増える一方で、「何にいくら使っているのか」「本当に必要な出費か」を意識せずに過ごしてしまうことも多くなります。

社会人になると、家賃・光熱費・保険・税金など、固定費や予想外の出費が発生し、計画的なお金の管理がより重要になります。だからこそ、学生のうちに「お金との付き合い方」を少しずつ身につけておくことが役立ちます。

たとえば、家計簿アプリを使って毎月の出費を記録してみる、自炊と外食の費用を比較してみる、使う前に「これは本当に必要か」と一呼吸おいて考える。こうした習慣が、お金を無駄にしない意識を育ててくれます。

  • 節約、投資、クレジット管理など
  • 社会人になる前に金銭感覚を養う
  • お金についての勉強をする

また、時間がある今だからこそ、貯金の習慣や、お金に関する基礎知識(投資やクレジットカード、奨学金の仕組みなど)にも触れておくと、将来の選択肢が広がります。

お金をうまく管理できる人は、時間やエネルギーの使い方も上手です。大切なのは「節約」だけでなく、「何に価値を置いて使うか」を自分の中で判断できる力です。

10.生活力を身につけておく

実家で生活していると、掃除・洗濯・料理などの家事を親に任せきりになりがちですが、社会人になるとすべて自分でやる必要があります。いざ一人暮らしを始めたときに、「洗濯機の使い方がわからない」「毎日コンビニご飯しか食べられない」となっては、ストレスが増える一方です。

大学生のうちに少しずつ生活力を身につけておくと、将来自分の生活を無理なく整えることができます。たとえば、週に1〜2回でもいいので自炊にチャレンジしてみる、掃除やゴミ出しを習慣づける、身の回りのものを整理整頓してみる。こうした日常的な動作の積み重ねが、「自分の生活を自分で管理する力」になります。

また、料理ができるようになると、健康面だけでなく金銭的にも余裕ができやすくなります。自炊が得意な人は、それをコミュニケーションのきっかけにすることもできます。小さな習慣の積み重ねが、社会に出たときの「安心」につながります。

まとめ

今回は『大学生が4年間でやっておきたいこと10選』を紹介しました。

大学生活は自分の意思で時間を使える、人生の中でも特別な4年間です。その時間をどう過ごすかによって、卒業後の自分の姿は大きく変わってきます。

「今しかできないこと」は、意外と多いものです。
未来の自分をつくるのは、いつだって今の自分です。

ほかにも、大学生活を後悔せずに送るための攻略法も紹介しています。あわせて読んで、大学生活を充実させてください。

関連記事

「自己PRってどう書けばいいの?」 就活やインターンのエントリーシート(ES)、面接で必ず聞かれるこの質問に、自信を持って答えられる人は意外と少ないものです。 今回は『就活やインターン・ESで成功する自己PRの作り方』を紹介します! 自己P[…]

関連記事

「レポート課題、どうやって書けばいいかわからない…!」 大学生なら誰もが一度は経験したことがある悩みです。 今回は、GPA3.8を取得した私が高評価を貰える『大学のレポートの書き方』を紹介します! テーマの理解から構成の組み立て方、説得力の[…]

最新情報をチェックしよう!
>

"賢く×可愛く"を叶える『はなの勉強部屋』

現役理系大学生が運営しているブログ、はなの勉強部屋。 “可愛く”ד賢く”をモットーに投稿しています。 これからみなさんの学生生活や勉強に役立つ情報 更新していきますので、 よろしくお願いいたします!

CTR IMG