【現役大学生が教える】オープンキャンパスの参加方法!-見るべきポイントや注意点も紹介

「オープンキャンパスに行きたいけど、どう参加したらいいかわからない…」

オープンキャンパスはその後の進路選びや勉強へのモチベーションを大きく変えてくれます。

今回は、理系の大学に通う現役女子大学生の私が『オープンキャンパスの参加方法と見ておくべきポイント』について紹介します!

オープンキャンパスでの注意点や現地で何を見ておくと良いのか、そして参加時期や選び方までを、やさしく丁寧にお伝えします。

 
はな
理系・文系問わず、進路に迷っている高校生のみなさんにとって、少しでもヒントや安心につながる内容になれば嬉しいです!

1.オープンキャンパスってどんなイベント?

オープンキャンパスとは、高校生や保護者を対象に大学が開催する「見学・体験イベント」です。大学の雰囲気を実際に感じられる貴重な機会であり、模擬授業や施設見学、在学生との交流、入試説明会など、多彩なプログラムが用意されています。

  • 大学の「リアルな雰囲気」がわかる:パンフレットやWebでは伝わりにくい空気感や学生の様子を、自分の目で確かめられます。
  • 志望校選びに自信がつく:「ここに通いたい!」という明確な理由が見つかったり、「思っていたのと違うかも」と気づけたり。後悔しない進路選びに役立ちます。
  • 入試対策にも有利になる:入試制度や出題傾向、面接のポイントなど、最新の情報が得られるため、受験勉強の方向性が明確になります。
  • モチベーションが上がる:キャンパスでの大学生の姿や学びの環境を見ることで、「頑張ろう」とやる気につながります。

気になる大学があれば、できるだけ早いうちに参加しておくのがおすすめです。

オープンキャンパスでは、大学のパンフレットやネット上ではわからない雰囲気や実態を知ることができます。

2.オープンキャンパスの基本的な行き方【事前予約が必要なことも!】

オープンキャンパスに安心して参加するためには、事前の準備がとても大切です。まず最初に確認すべきなのが「予約の有無」です。最近では多くの大学で事前予約制が導入されており、大学の公式サイトから日時を選んで申し込むのが一般的です。人気の大学や、夏休み中のイベントはすぐに定員に達することもあるため、気になる大学の情報は早めにチェックしておきましょう。

  • 事前予約が必要なら申し込む
  • アクセス方法を確認する
  • 服装・持ち物に注意する

次に、アクセス方法もきちんと確認しておくことが重要です。特に初めて行く大学は、最寄り駅からキャンパスまでの距離やバスの乗り換えがわかりづらいこともあります。前日までに路線検索アプリなどを使って、乗り換えや所要時間を調べておくと安心です。可能であれば、出発時間に余裕を持たせて、少し早めに到着できるようにしておきましょう。

当日の服装は、制服である必要はありませんが、清潔感のある落ち着いた服装がおすすめです。カジュアルすぎず、かといって堅すぎない私服で構いません。また、当日は配布資料やパンフレットを持ち帰ることが多いため、A4サイズが入るリュックやトートバッグがあると便利です。筆記用具やメモ帳も持参し、気になった点や印象に残った話をその場でメモしておくと、あとで志望理由を考える際にも役立ちます。

遠方の大学に行く場合や、土地勘がない場所に行くときは、保護者と一緒に参加するのも良いです。

大学によっては、保護者向けの説明会も同時に実施しているところが多く、進学や入試について家族と共有できるよい機会になります。

3.現地で必ず見るべき5つのポイント【「なんとなく」ではもったいない!】

オープンキャンパスに行ったら、「ただ見て帰る」のではなく、ポイントを意識しながら見学すると得られる情報の質が格段に上がります。ここでは、特にチェックしておきたい5つのポイントをご紹介します。

  • キャンパスの雰囲気
  • 在学生の様子
  • 授業体験や学科説明
  • 施設・設備の充実度
  • 入試情報と進路支援

① キャンパスの雰囲気

まず一つ目は、「キャンパスの雰囲気」です。実際にその場に行ってみることで、「この場所、落ち着くな」とか「ちょっと合わないかも」といった感覚を自然と受け取ることができます。建物の雰囲気、周囲の環境、にぎやかさや静かさなど、自分が通う姿を想像しながら歩いてみましょう。

② 在学生の様子

2つ目は、「在学生の様子」です。学生同士の会話の雰囲気、服装、話し方などを見ることで、その大学に通う自分の姿がイメージできるかもしれません。もし学生スタッフがいれば、積極的に話しかけてみるのもおすすめです。実際の大学生活について聞いてみると、パンフレットには載っていないリアルな情報が得られます。

③ 授業体験や学科説明

3つ目は、「授業体験や学科説明」です。模擬授業では、実際に教授が授業を行うので、大学の学びがどんなものかを体験できます。学科によっては研究テーマや卒業後の進路などの説明もあるため、自分の興味との相性を確認するチャンスです。

④ 施設・設備の充実度

4つ目は、「施設や設備の充実度」です。図書館や自習室、食堂、体育館など、普段の生活でよく使う場所は、できるだけ実際に足を運んでおきましょう。綺麗さや広さ、使いやすさなどを自分の目で確かめることが大切です。

⑤ 入試情報と進路支援

そして5つ目が、「入試情報や進路支援制度」です。入試説明会では最新の入試方式や傾向が紹介されますし、大学によっては奨学金制度や資格取得のサポート、就職支援の仕組みについても詳しく説明してくれます。これらは進学後の安心感にもつながるので、しっかり聞いておきたいポイントです。

4.オープンキャンパスを最大限活かすコツ

せっかく時間と労力をかけてオープンキャンパスに参加するのなら、その体験を最大限に活かしたいですよね。そこで意識しておきたいのが、「情報の記録」「比較する視点」です。

まず、行った大学の情報は必ずメモを取っておきましょう。感想や気づいたこと、気になった点などを帰りの電車や当日のうちにまとめておくと、後から他の大学と比較するときに役立ちます。写真撮影が許可されている場合は、施設や配布資料をスマホで撮っておくのも良いですね。

また、できるだけ複数の大学を見ておくと、自分に合った環境を見極めやすくなります。「なんとなく良かった」だけで終わらせず、「なぜ良かったのか」「他と何が違うのか」といった視点を持って見学すると、大学選びに自信が持てるようになります。

加えて、在学生や職員の方に質問をするのも非常に効果的です。聞きにくいと感じるかもしれませんが、「どういう学生が多いですか?」「○○学科ではどんな研究ができますか?」といった質問は歓迎されます。会話を通して、その大学の人柄や雰囲気も伝わってくるものです。

保護者や友人と一緒に参加する場合は、感想を共有し合うことで新しい発見が生まれることもあります。自分では気づかなかった視点を得るチャンスとして、一緒に話しながら振り返ってみましょう。

5.参加時期はいつがベスト?【高1・高2でも行くべき?】

「オープンキャンパスって高3の夏に行くものじゃないの?」と思う人も多いかもしれませんが、実は高1・高2のうちから参加しておくのもおすすめです。

早い時期から大学の雰囲気に触れておくことで、自分がどんな環境で学びたいか、どんな分野に興味があるのかを具体的に考えられるようになるからです。受験勉強の目標が明確になり、学習のモチベーションアップにもつながります。

高3になると模試や部活の引退、受験勉強で忙しくなり、時間的に参加しづらくなることもあります。そのため、特に夏休み期間中のオープンキャンパスは、高1・高2のうちに積極的に参加しておくと安心です。

早めに参加しておけば、志望校の絞り込みにも余裕が生まれ、受験期に焦ることも減ります。「まだ早いかな?」と思わずに、一歩踏み出してみることをおすすめします。

まとめ:行かないとわからない大学の雰囲気を知ろう!

今回は『オープンキャンパスの参加方法と見ておくべきポイント』について紹介しました。

オープンキャンパスは、大学のパンフレットやホームページだけではわからない「生きた情報」が得られる貴重な場です。実際にその場所に行き、見て、聞いて、感じることで、自分に合った進路を探すヒントが必ず見つかります。

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