「そろそろ志望校を決めないと…」「とりあえず、なんとなく決ていい?」
今回は『大学受験の志望校の決め方』を紹介します!
志望校選びは大学受験の中でもとても大切です。ここでの選択が、あなたの大学生活だけでなく、その先の人生にも関わってきます。
高校生が後悔しない志望校の選び方を5つのポイントにわけて書きました。
1.大学の志望校を決められない原因

まずは志望校をなかなか決めることができない原因について解説をします。
対処法も載せているので、自分と同じ悩みを見つけたら、解決策を読んでみてください。
やりたいことが決まってない
将来の夢がハッキリしていないと、「どの大学がいいのか」「どの学部が合っているのか」なんて、なかなかわかりませんよね。
「とにかく大学に行こう」と思ってはいるけれど、何を学ぶかはまだ決まっていない。そういう人は、まずは自分の「好きなこと」や「気になる分野」から考えてみましょう。
「人と関わるのが好き」「ゲームが好き」「旅行が好き」
そんな小さな“興味のタネ”が、将来の進路につながるヒントになります。
情報が少ない
志望校を決めようとしても、「何を基準に選べばいいのかわからない」という人も多いです。
「○○大学って名前は聞いたことあるけど、実際どんなところか知らない」「学部の違いがよくわからない」などがあります。
今はネットやSNS、YouTubeなど、情報を集めやすい時代です。
まずは、気になる大学のHPを見てみる、パンフレットを取り寄せる、オープンキャンパスに行ってみる。
ひとつひとつ情報を手に入れていくと、「ここ、いいかも!」という大学が見えてきます。
親や先生の目が気になる
「親が〇〇大学に行ってほしいって言うから…」
「友達が〇〇大学を目指してるから、自分も同じでいいかな…」
こんなふうに、周りの期待や雰囲気に引っ張られてしまうこともありますよね。
大学に通うのは自分自身です。親や先生の意見も大切ですが、最終的に決めるのは、あなたの気持ちです。
「自分が4年間を過ごす場所」「自分が学びたいことを学べる場所」そう考えると、少しずつ「本当に行きたい大学」が見えてくるかもしれません。
理想と現実の学力のギャップ
「この大学に行きたいけど、今の成績じゃ届きそうにない…」「現実的に考えたら、ここは無理かも…」
自分の実力と志望校とのギャップに悩む人もおおいですが、これはとても自然なことです。誰だって、目標があるときに「届くかどうか」は定かではありません。
そんな時は、「挑戦校(チャレンジ校)」「実力相応校」「安全校(すべり止め)」のように、いくつかの大学を組み合わせて考えると志望校が考えやすくなります。
ひとつに絞らなくてもいいので、まずは「候補」を出すことから始めましょう。
志望校選びで人生が決まる気がする
志望校を選ぶとき、「ここで人生が決まる気がして怖い」という気持ちになる人もいると思います。
たしかに、大学選びは大切ですが、大学受験で選んだ道ががすべてではありません。
大学に入ってから新しい目標ができる人もいますし、転部・転学する人もいます。社会に出てから進路を変える人もたくさんいます。
「今の自分ができるベストの選択をすればいい」と思えたら、少し気持ちが楽になります。
2.志望校を決める方法5選

次に志望校を決めるために考える時に大切な方法を5つ紹介します。
1.まずは「自分が何をしたいか」を考える
いきなり「どの大学がいいかな?」と考えるのではなく、
まずは「自分が大学で何をしたいのか」「将来どんなことをしたいのか」をざっくりでもいいので考えてみましょう。
- 興味のある学問は?
- どんな仕事に憧れている?
- どんな大学生活を送りたい?
たとえば、「人の心に興味がある」なら心理学、「お金の流れを知りたい」なら経済学というように、
やりたいこと→学問→学部→大学という順番で考えると、自然と志望校の候補が見えてきます。
2.情報は自分から集める!
志望校を選ぶには、正しい情報が必要不可欠です。
色々な方法で、積極的に情報を集めましょう。
- 大学の公式サイトやパンフレットを見る
- オープンキャンパスに参加する
- 文化祭や模擬授業に行ってみる
- 先輩・先生・塾の先生に話を聞く
- SNSやYouTubeで「○○大学 学生生活」などで検索してみる
「なんとなく聞いたことあるから」ではなく、自分の目と耳で確かめることが大事です!
3.偏差値だけで決めるのは危険!

もちろん、偏差値は一つの目安になります。でも、それだけで決めてしまうと…
「合格したけど、興味のない学部だった」
「雰囲気が合わなくて、大学生活がつらい」
なんてことになりかねません。
おすすめは、以下のように3つのレベルに分けて考えることです。
挑戦校(チャレンジ校):合格できるかギリギリだけど目指したい大学
実力相応校(実力校):今の成績で現実的に合格を狙える大学
安全校(滑り止め):確実に合格できる大学
→ 3つのバランスを取って受験校を選ぶと、心に余裕ができるようになります。
4.学部・学科の中身をしっかり調べる

「経済学部ならどこでも同じ」…ではありません!
大学によって学べる内容や特徴は全く違います。たとえば…
A大学:経済の理論中心、数学多め
B大学:実社会の経済やビジネスに近い内容が学べる
こんなふうに、同じ学部名でも内容が全然違うんです。
気になる大学の「カリキュラム」や「ゼミの紹介」を見て、
「自分が興味を持てそうか?」をチェックしてみましょう!
5.実際にキャンパスに行ってみる!
気になる大学があったら、オープンキャンパスや文化祭に行くのが一番!
- キャンパスの雰囲気
- 学生の雰囲気
- 周辺の環境(駅からのアクセス、住みやすさ)
これらは、実際に行ってみないとわかりません。
行ってみて「ここに通いたい!」と思える大学に出会えるかもしれません。
【おまけ】志望校チェックリスト

志望校の候補ができたら、以下のチェックリストで見直してみてください。
- □ 学びたいことが学べる学部・学科か?
- □ 学費・立地・通学時間など、現実的に通えるか?
- □ 大学生活に魅力を感じられるか?(サークル、留学など)
- □ 偏差値は自分に合っているか?(高すぎず、低すぎず)
- □ 「ここに通いたい!」と思えるか?
自分に合った志望校を見つけて、受験に向けたスタートを切りましょう!
まとめ:沢山悩んで志望校を決めればよい
今回は『大学受験の志望校の決め方』を紹介しました。
志望校をなかなか決められないのは珍しいことではありません。大切なのは、悩んだままで止まらず、少しずつ動いてみることです。
- 興味のあることを深掘りしてみる
- オープンキャンパスや大学のHPを見てみる
- 先生や家族、先輩に相談してみる
そういった行動の積み重ねが、「ここに行きたい!」という気持ちにつながっていきます。
焦らず少しずつ、行動していきましょう!
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