【2026年】共通テスト国語の勉強法|現代文・古文・漢文の対策とおすすめ参考書を解説

共通テストの国語は、現代文・古文・漢文の3分野を限られた時間の中で解き切らなければならず、
「どこから手をつければいいのか分かりにくい科目」です。

現代文はなんとなく感覚で解いてしまいがちですし、
古文・漢文は単語や文法・句形など覚えることが多く、後回しになりやすい分野でもあります。

『それぞれの分野で何をどの順番で勉強すればよいか』が整理できていれば、点数は着実に安定していきます。

  • 現代文・古文・漢文それぞれの基本的な勉強法
  • 共通テストレベルに合ったおすすめ参考書
  • 時間配分や過去問の活用方法
  • 毎日の学習に国語を組み込むコツ

国語は、短期間で一気に伸びることもありますが、「毎日の少しずつの積み重ねが一番効いてくる」科目です。

 
はな
共通テスト国語を、苦手から「安定した得点源」に変えていきましょう!

共通テスト国語の特徴

共通テストの国語は、大きく分けて次の3分野から出題されます。

  1. 現代文(評論・小説など)
  2. 古文
  3. 漢文

すべてマーク式ですが、複数の資料・文章を組み合わせて読む問題 や、条件をふまえて選ぶ問題 など、「本文+資料」を整理する力がよく問われます。

  • 「なんとなく雰囲気で選ぶ」と点数が安定しない
  • 設問の条件を丁寧に読むことがとても大切
  • 時間配分を意識しないと、最後まで解き切れないことがある
 
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そのため、“読解力”と“処理スピード”をセットで鍛える勉強を意識すると、共通テスト国語に対応しやすくなります。

現代文の勉強法|「読み方」と「設問の解き方」をわけて考える

現代文は「センスの科目」に見えがちですが、
共通テストでは 論理的に読み、選択肢を絞る力 がカギになります。

① 「読み方の型」を身につける

いきなり過去問を大量に解く前に、
「本文のどこを意識して読むか」 をはっきりさせておくと、読みやすさがかなり変わります。

読みながら、こんなところに印をつけるクセをつけてみてください。

  • 筆者の主張・結論
  • 反対意見・対立する考え方
  • 「しかし」「つまり」「一方で」など、論理のつながりを示す言葉
  • 具体例・説明がまとまっている部分

本文の「骨組み」(主張と、それを支える理由)が見えるようになると、
選択肢のどこがズレているのかも見抜きやすくなります。

② 設問の“条件”を丁寧にチェックする

共通テストの現代文は、選択肢の文章も長く、
「一見よさそうだけれど、よく読むと条件を満たしていない」
というパターンが多いです。

[設問でよくある条件の例]
  • 「文中の表現を踏まえて」
  • 「下線部の理由として最も適切なもの」
  • 「Aさん・Bさんの考え方の違い」
  • 「資料1と資料2の共通点/相違点」

勉強のときから、「解き方の順番」 を固定しておくと、本番でも迷いにくくなります。

  1. 問題文を読む
  2. 設問で「何を聞かれているのか」をはっきりさせる
  3. 本文に戻って根拠を探す

③ 現代文のおすすめ勉法

現代文は、やみくもに量をこなすよりも、「解き方」を意識して進めるのがコツです。

  • 解説が丁寧な問題集を1冊決めて、「読み方・設問の考え方」を一周学ぶ
  • 共通テスト形式(または模試)の問題で、実戦形式に慣れる
  • 間違えた問題について「なぜその選択肢を選んでしまったのか」「どこを読み違えたのか」を短くメモしておく

このときにおすすめの参考書が、入試現代文へのアクセス(基本編)』(河合出版)です。

現代文が苦手な人向けに、本文の構造や問題の解き方をかなり丁寧に解説してくれる講義系問題集で、基礎固めの1冊として使っている受験生も多いです。

1問をちゃんと振り返る経験を積んでおくと、現代文の点数はじわじわ安定してきます。

古文の勉強法|「単語・文法・読解」を順番に固める

古文は、①単語 ②文法 ③読解(問題演習)
この3つをバランスよく進めることが大事です。どれか1つだけをやっても、点数は伸びづらい科目です。

① 古文単語は「よく出るもの」を確実に

共通テストレベルなら、
まずは 頻出古文単語帳を1冊決めて、同じものを何周も回す のがおすすめです。

  • 「知っていれば一瞬で意味がわかる単語」の数を増やす
  • 1周目は意味を「なんとなく」おさえる
  • 2〜3周目で、「見た瞬間に意味が言えるか」をチェック

古文単語帳の定番としては、読んで見て聞いて覚える 重要古文単語315』(桐原書店)が有名です。

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イラストや図でイメージと一緒に覚えられる構成で、四訂版では関連語や慣用句も含めて約630語を収録しており、共通テスト〜一般的な入試レベルまでを十分カバーできます。

  • あやし
  • やさし
  • いみじ
  • すさまじ

など、現代語と意味がズレている単語は差がつきやすいので、優先的に覚えておくと安心です。

② 文法は「よく出る助動詞・敬語」を中心に

文法を完璧にしようとすると終わりが見えなくなるので、
共通テストに出やすいところから押さえていきましょう。

よく問われるのはこのあたりです。

  • 助動詞(き・けり・つ・ぬ・たり・り/む・むず/べし など)の意味と接続
  • 敬語(尊敬・謙譲・丁寧)の方向と使い方
  • 活用の基本(動詞・形容詞・形容動詞などの活用は一度きちんと確認)

古典文法が不安な人におすすめなのが、『[改訂版]富井の古典文法をはじめからていねいに』(東進ブックス)です。

講義をそのまま文字にしたようなていねいな説明で、「古文が苦手」「文法はほぼゼロから」という人でも基礎から順番に学べる構成になっており、別冊の「識別マニュアル」も文法問題の確認に使いやすいと評価されています。

「この助動詞があるから、ここは推量だな」
「ここは尊敬だから、えらい人の動作を表しているな」というレベルで使えるようになると、読解問題・文法問題の両方で点が取りやすくなります。

③ 古文読解のポイント

読解では、次のポイントを意識してみてください。

  • 主語が誰なのかをこまめに確かめる
  • 会話文や心情の変化が出てきたところに印をつける
  • 設問に出てくる人物名・場面を先にざっと確認してから読む

古文は「知らない時代のドラマ」を読んでいるイメージです。
登場人物の関係と、だれが何をしているのかを追うクセをつけると、一気に読みやすくなります。

漢文の勉強法|「句形」と「語順パターン」を得点源にする

漢文は、勉強する筋道がはっきりしているので、
やった分だけ点に反映されやすい分野です。ここを得点源にできると全体がかなり楽になります。

① まずは基本句形をおさえる

共通テストレベルで頻出なのは、例えば次のような句形です。

  • 使役(〜をして…しむ)
  • 受身(〜に…せらる)
  • 否定(〜ず/〜にあらず)
  • 疑問・反語(〜や/〜か/〜んや)
  • 比況・仮定などの代表的な構文

漢文の句形をまとめて学びたいときは、漢文ヤマのヤマ パーフェクト版 共通テスト完全対応
』(学研)
のような定番参考書もおすすめです。
受験漢文に必要な句法をコンパクトに整理し、「句法の解説 → 演習ドリル」という流れで基礎から入試レベルまでカバーできる構成になっています。

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句形は「名前だけ」覚えるのではなく、

  • 代表的な例文
  • 訳し方のパターン

をセットで覚えておくと、実戦で使いやすくなります。

② 返り点・送り仮名の“お約束”に慣れる

最初は返り点や送り仮名がとっつきにくく感じるかもしれませんが、
何問か解いているうちに、だんだん「お約束」が見えてきます。

  • 教科書レベルの基本問題で、返り点のつけ方を確認
  • センター試験の過去問や共通テスト模試などで、実際に手を動かしながら読む

「全文を完璧に訳す」ことより、
設問に正しく答えられるレベルで読めるようになることを目標にすると、効率よく伸ばせます。

共通テスト国語の時間配分と過去問の使い方

国語は、「最後まで解き切れない」「どこかで時間が足りなくなる」と感じる受験生が多い科目です。
だからこそ、時間配分を意識した演習がとても大事です。

① 時間配分の目安

あくまで一例ですが、次のような配分を目安にしてみてください。

  • 現代文(評論+小説):合計40〜45分
  • 古文:15〜20分
  • 漢文:10〜15分

最初からこの通りにできなくて大丈夫です。
過去問を解きながら、

  • どの分野に時間がかかりすぎているか
  • どこなら少しスピードを上げられそうか

を見て、自分用の時間配分に調整していけばOKです。

② 過去問・模試の復習の仕方

過去問は、「点数だけ見て終わり」にしないことが大切です。

  • 現代文・古文・漢文のうち、どこで落としているか
  • 内容一致・心情・文法など、どのタイプの設問でミスが多いか
  • 時間切れになったのはどの大問か

こういった点を振り返って、

「次に同じタイプの問題が出たら、どう解くか」を自分の言葉で決めておくと、それがそのまま“次回の伸び”につながります。

共通テスト本番形式に慣れるためには、『共通テスト実戦模試 国語』(Z会)のような実戦模試型の問題集も便利です。

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オリジナル模試が複数回分入っていて、最新の90分・5題構成に合わせて演習できるシリーズなので、本番を想定した通し演習に使いやすいです。

国語を毎日の勉強にどう組み込むか

最後に、共通テスト国語の勉強を「毎日の勉強時間」に落とし込むイメージです。
国語は「一気にやる」より、「少しずつ続ける」ほうが伸びやすい科目です。

例えば、こんなペースをイメージしてみてください。

  • 平日
    ・古文単語・漢文句形を毎日10〜15分
    ・現代文 or 古文の問題を1題、時間を決めて解く
  • 休日
    ・共通テスト形式の問題を1年分解いてみる
    ・間違えた問題をじっくり読み直す

大切なのは、「国語の勉強がゼロの日」をなるべく作らないことです。

1日10分でも、単語・句形・短い読解を積み重ねていけば、
直前期の「読める量」と「安定感」が大きく変わってきます。

まとめ

共通テスト国語で点数を伸ばすカギは、特別なテクニックよりも、

  • 現代文・古文・漢文の「役割」を分けて考えること
  • 単語・文法・句形などの基礎をコツコツ固めること
  • 時間配分を意識しながら、本番形式の演習を重ねること

国語は、短期間で一気に伸びることもありますが、毎日の少しずつの積み重ねが一番効いてくる科目です。

「今日は古文単語だけ」「今日は現代文1題だけ」でも大丈夫です。

自分のペースで、でも着実に、共通テスト国語を得点源にしていきましょう!

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