「夏のインターンってどんな感じなんだろう…」
そんな声を多くの学生から耳にします。就職活動が本格化する前のこの時期、情報があふれる中で、何から手をつければよいのか戸惑うのは当然のことです。
今回は『夏のインターンシップ』について応募から選考対策、参加のコツまで詳しく解説します!
夏に実施されるインターンシップは、業界や企業を深く知るだけでなく、自分自身の価値観や適性と向き合う貴重な機会でもあります。早期選考へのきっかけとなる場合もあり、就職活動の第一歩として位置づけられることが年々増えています。
この記事では、夏インターンの概要から準備の流れ、選考対策、参加時の心構えや参加後にやるべきことまでを丁寧に解説しています。これからキャリアを見据えて動き出したいと考える方にとって、きっと指針となる内容をお届けします。
1.夏のインターンとは?

夏のインターンとは、企業が大学生向けに夏休み期間(6月末〜9月ごろ)に実施する就業体験プログラムです。1日で終わる短時間のものから、1週間ほどの短期プログラムまで、企業によって形式や内容はさまざまです。
多くの学生が夏インターンを、就職活動の「最初のステップ」として活用しています。企業によっては、インターン参加者を対象に早期選考を実施する場合もあり、本選考につながるきっかけになることもあります。
- 時期: 主に6月末〜9月(募集は5〜6月に集中)
- 期間: 1日〜1週間程度が主流
- 形式: 対面・オンライン・ハイブリッドなど
- 対象: 主に大学3年生・大学院1年生(一部は1〜2年生も可)
また、実際に企業の社員と交流したり、働く現場を体験できることで、業界や職種への理解を深める良い機会にもなります。まだ将来の進路が決まっていない人にとっても、視野を広げるきっかけになります。
気になる企業や業界があれば、まずは気軽に応募してみるのも良いでしょう。
2.夏のインターンに参加するメリット

夏インターンには、単に企業を見学するだけではない、さまざまなメリットがあります。就活に向けて早めに動き出したい人はもちろん、将来の方向性に迷っている人にとっても、多くの学びや気づきが得られる貴重な機会になります。
① 業界・企業を深く知ることができる
実際に働いている社員と交流できるため、業界の仕組みや仕事の内容、企業の雰囲気などをリアルに体感できます。ホームページやパンフレットだけでは分からない「現場の声」を聞くことで、自分に合う職場かどうかを見極めやすくなります。
② 就活の準備が早めに進められる
エントリーシートの提出や面接を経験することで、本選考に向けた準備を早くから始めることができます。夏インターンでの経験をもとに、自己PRや志望動機に説得力を持たせることもでき、就活本番での大きな強みになります。
③ 早期選考や内定につながる場合もある
一部の企業では、インターン参加者を対象に早期選考を実施したり、特別ルートで本選考に案内したりすることがあります。夏インターンに参加しておくことで、就活を有利に進められる可能性があります。
④ キャリアの視野が広がる
「この業界に興味があると思っていたけど、実際に体験してみたらイメージと違った」
「全く知らなかった業界に興味がわいた」
といったように、新しい発見があるのもインターンの魅力です。参加することで、より納得のいく進路選びにつながります。
⑤ 他の学生と出会える
グループワークや懇談会を通して、他大学の学生と交流できるのも夏インターンの魅力です。同じ目標に向かって努力する仲間に出会えることで、モチベーションも高まり、良い刺激になります。
3.応募スケジュールと準備の流れ

夏インターンは、限られた時期に多くの企業が一斉に募集を行うため、「いつ、何をすればいいか」を早めに把握しておくことがとても大切です。
・夏インターンの一般的なスケジュール
- 3月〜4月:情報収集・業界研究・自己分析をスタート。志望業界を絞り始める。
- 5月〜6月:エントリー開始。エントリーシート(ES)提出・WEBテスト・面接など選考が本格化。
- 7月〜8月:インターン実施時期。企業によって日程は異なる。複数社掛け持ちする学生も。
- 9月以降 :振り返り・反省。秋冬インターンや本選考に向けた準備に活かす。
インターンの選考は早い企業では4月中旬から始まり、人気企業は早めに締め切ってしまうこともあります。志望企業が決まっていない場合も、まずは5月初旬までに候補をある程度絞っておくと安心です。
・夏のインターンの応募に向けた準備
① インターンの情報収集
まずは、どの企業がインターンを実施しているのかを調べましょう。
- 就活サイト(マイナビ・リクナビ・ONE CAREERなど)
- 企業の公式採用サイト
- 大学のキャリアセンターやガイダンス
- SNS(X、Instagram、noteなど)やYouTubeでの企業紹介動画
業界や企業名にこだわらず、少しでも興味を持てる内容があれば、まずは情報を集めてみることが大切です。
② 自己分析をしておく

エントリーの段階で求められることが多いのが、「志望動機」や「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」の記述です。これらを書くためには、事前に自分の経験や価値観を整理しておく必要があります。
- どんな経験が自分にとって印象に残っているか
- どんな時にやりがいを感じるか
- 自分の強み・弱みは何か
といった観点から、自分の過去を振り返っておくと、書類作成や面接でも自然に言葉が出てきやすくなります。
自己分析は『オファーボックス』や『キャリアチケットスカウト』などのアプリで無料で行うことができます。
さらに詳しい自己分析の方法についてはこちら↓
「自己分析、どうやればいいのかわからない…」今回は『就活で使える大学生向けの自己分析の方法』について紹介します。この記事では、就活初心者の方でも無理なく取り組めるように、自己分析の具体的な進め方をわかりやすくまとめました。自己分析がで[…]
③ エントリーシート(ES)を準備
ESは企業ごとに設問が異なりますが、よくある質問には以下のようなものがあります。
- 志望動機(なぜその企業・業界に興味を持ったのか)
- 学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)
- 自己PR(自分の強みや特徴)
文章を書くのが苦手な場合でも、最初は箇条書きでも構いません。まずは内容を出してみて、少しずつ整えていきましょう。また、提出前に第三者に見てもらうのもおすすめです。
④ Webテスト・面接の対策
多くの企業が、書類選考後にWebテストや面接を課します。
- Webテスト対策: SPI、玉手箱、CABなどがよく使われます。問題集を1冊用意して、少しずつ練習しておくと安心です。
- 面接対策: 自己紹介、志望動機、ガクチカなどの基本質問に対して、自分の言葉で話せるようにしておきましょう。オンライン面接も増えているので、Zoomなどの操作にも慣れておくとよいです。
また、注意点やよくある失敗についても書いておきます。
- エントリーが締め切り直前になって慌てる
- 企業について十分に調べないままESを書く
- 使い回しの志望動機で浅く見られてしまう
インターンは早めの準備と計画が鍵です。少しずつでも「できることから」始めておくと、焦らずに応募に取り組めます。
4.夏のインターン選考通過のコツ

夏インターンの選考は、企業によって内容や難易度が異なりますが、多くの場合、エントリーシート(ES)・Webテスト・面接(またはグループディスカッション)のいずれか、あるいは複数が組み合わさっています。ここでは、それぞれのステップで意識したい「通過のポイント」を紹介します。
① 志望動機は「なぜこの企業なのか」を明確にする
インターンの選考でもっとも重視されるのが「志望動機」です。ありがちなミスは、業界全体への関心だけを書いてしまうことです。
たとえば、金融業界の企業に対して「経済に関心があるから」だけでは弱く見えてしまいます。それよりも、
- 「この企業の○○というサービスに魅力を感じた」
- 「社員インタビューを読んで、若手が活躍している環境に惹かれた」
といったように、その企業を選んだ理由を具体的に書くことが大切です。企業のホームページや採用パンフレット、社員のインタビュー記事などをよく読んで、自分の関心と重なる部分を探してみましょう。
② 自己PRやガクチカはエピソードを交えて構成する
自分の強みを伝えるときは、強みだけでなくエピソードを入れながら伝えると効果的です。
「私は責任感があります」だけでは説得力に欠けてしまいます。何かに取り組んだ経験を使って、「どんな場面でその強みを発揮したのか」を具体的に説明するのが効果的です。
例:「アルバイト先の売上管理を任され、正確さと効率の両立を意識した結果、月次ミスをゼロに改善できた」など
数値や成果があるとより伝わりやすくなります。
面接で自分の強みが伝わるような自己PRを作る必要があります。
(自己PR)
③ グループディスカッション(GD)はまとめ役だけが正解ではない

グループディスカッションでは、「リーダーにならなきゃ」「まとめなきゃ」と焦る必要はありません。むしろ大切なのは、協力的に話を進め、全体の議論に貢献することです。
- 他の人の意見をうまく引き出す
- 話が脱線したら軌道修正する
- 論点を整理して時間を意識する
といったサポート役の働きも高く評価されます。大きな発言がなくても、「その意見、○○とも関連していますね」といったつなぎの発言ができると、周囲との協調性が伝わります。
リーダーになり目立つことだけを考えず、自分に何ができるのか、周りをよく見て判断をしましょう。
④ 面接では「素直さ」と「熱意」が大事
インターンの面接は、本選考ほど厳しくはないこともありますが、企業はあなたが「一緒に働いてみたい学生か」を見ています。
変に取り繕おうとせず、自分の言葉でしっかり話すことが大切です。わからないことがあれば、正直に「その分野はまだ勉強中です」と伝えつつ、「だからこそ今回のインターンで学びたい」と前向きな姿勢を見せると好印象です。
⑤ 基本的なマナーや提出の丁寧さも評価対象
メールでのやり取りやESの文章の丁寧さ、誤字脱字のチェックなど、基本的なマナーもしっかり見られています。締切を守る、敬語を正しく使う、期日までに返信する、などの当たり前の行動が、実は評価を大きく左右します。
5.インターン当日の心構えとマナー

インターン当日は、単に「参加する」だけでなく、社会人の一員としての姿勢や協調性・積極性も見られています。初めてのインターンで緊張するのは当然ですが、基本的なマナーや心構えを押さえておけば、安心して臨むことができます。
① 服装と身だしなみは清潔感が大切
事前に「服装自由」や「私服OK」と案内されていた場合でも、オフィスカジュアルを意識した落ち着いた服装を選ぶのが無難です。
- スーツ指定:リクルートスーツでOK。ネクタイやブラウスなどもきちんと整える。
- 私服OK:ジャケット・シャツ・パンツなど、清潔感のある服装を選ぶ。カジュアルすぎる格好(Tシャツ・ジーンズ・スニーカーなど)は避ける。
オンラインの場合も、上半身だけとはいえ身だしなみには気を配りましょう。髪型や爪など、細かい部分にも気を配っておくと好印象です。
② 時間に余裕を持って行動する
集合時間には10分前には現地に到着しておくのが基本です。オンラインであっても、開始5〜10分前には接続して待機しておくと安心です。
当日は、万が一の交通トラブルや機器の不具合も考えて、余裕をもって準備しましょう。
③ メモと質問の準備を忘れずにする
インターン中は、社員の話を聞いたり、グループでワークをしたりすることが多いため、メモ帳や筆記用具は必須です。パソコンでメモを取っても構いませんが、紙のノートもあるとスムーズに対応できます。
また、最後に「何か質問はありますか?」と聞かれる場面もよくあります。あらかじめ1〜2個の質問を用意しておくと、印象も良く、学びも深まります。
④ 積極性と協調性のバランスを大切にする
インターンでは、「発言をたくさんしなければいけない」と思いがちですが、無理に前に出るよりも、場の雰囲気や流れを見ながら発言や行動をすることが大切です。
発言は、自分の意見を述べつつ、他の人の意見にも耳を傾ける
グループワークでは、人の話をさえぎらず、議論をまとめるサポート役になるのもOK
適度に相手に配慮しながらも、自分の考えを伝える姿勢が評価されます
「チームの中でどう動けるか」が見られているので、自分の役割を意識して動くとよいでしょう。
⑤ フィードバックは素直に受け止める
社員やメンターからアドバイスやフィードバックをもらえることがあります。思ったような評価が得られなかったとしても、落ち込む必要はありません。
むしろ、自分の課題や改善点を知る貴重な機会です。素直に受け止めて、今後の成長に活かす姿勢があるかどうかも、企業側は見ています。
⑥ 最後の印象がとても大事
インターン終了後のあいさつや、お礼の言葉もしっかりと伝えましょう。特に対面の場合は、最後まで気を抜かず、笑顔であいさつすることで好印象を残せます。
オンラインでも、「今日はありがとうございました」と一言伝えてから退出すると、丁寧な印象になります。
インターン当日は、慣れない環境に戸惑うこともありますが、「社会人としての基本的な姿勢」を意識することで、自然と評価されるポイントが増えていきます。自分らしさを大切にしつつ、誠実に取り組んでみてください。
6.インターンが終わった後にやるべきこと

インターンに参加して終わり、ではなく、参加後の行動こそが今後の成長や就活の成果に大きく影響します。 経験をきちんと振り返り、次に活かすことが重要です。この章では、インターン終了後に行うべきことを、順を追ってご紹介します。
① お礼メールを送る
インターンが終わったら、まず感謝の気持ちを込めてお礼メールを送りましょう。
メールの送り先は、インターン案内をしてくれた人事担当者や、当日指導してくれた社員の方などが基本です。
- 当日の御礼と学びになったこと
- 今後への意欲や抱負
- 簡潔かつ丁寧な言葉づかい
お礼メールの例文もあわせて紹介します。
件名:○月○日インターン参加のお礼(○○大学・氏名)
〇〇株式会社 人事部 ○○様
本日は貴重なインターンの機会をいただき、誠にありがとうございました。
実際の業務や社員の方々のお話を通して、〇〇業界への理解が深まりました。
今後も今回の経験を糧に、さらに学びを深めていきたいと考えております。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
② 振り返り・記録をしておく
インターンで得た学びや感じたことを文章やメモにまとめておくことで、今後の就活やES作成に大いに役立ちます。時間が経つと意外と忘れてしまうため、できればインターン終了当日か翌日までに振り返っておきましょう。
- どんな仕事内容だったか
- 印象に残った社員の言葉
- 難しかったこと・うまくできたこと
- 楽しかったこと・学びになったこと
- 自分に合っていると感じた点、合わないと感じた点
この記録は、志望動機や自己PRのエピソードとして再利用できる非常に貴重な材料になります。
③ 企業とのつながりを大切にする
インターン終了後も、企業からイベントの案内やメルマガが届くことがあります。気になる企業であれば、フォローアップのイベントやOBOG訪問、秋冬インターンにも参加してみましょう。
また、担当者に「今後も御社のことを知る機会があれば参加したい」といった前向きなメッセージを送ることで、早期選考や個別面談につながるケースもあります。
④ 他のインターンや本選考に活かす
夏インターンの経験を通して得た気づきや反省点を、秋冬のインターンや本選考で活かすことが重要です。
- ESの書き方や自己PRのコツがつかめた
- 面接やGDでの対応に自信がついた
- 業界への向き不向きが見えてきた
など、少しでも自分の成長や変化を感じたなら、それを今後に活かしていきましょう。
7.夏のインターンに関するよくあるQ&A

夏のインターンについて調べていると、「これってどうなんだろう?」と疑問に感じることも多いと思います。ここでは、大学生からよく寄せられる質問をQ&A形式でまとめました。
Q1. 夏のインターンに参加しないと就活で不利になりますか?
A. 絶対に不利になるわけではありませんが、参加するメリットは大きいです。
夏のインターンに参加しないと内定が取れない、ということはありません。ただ、インターンを通して業界理解や自己分析が深まる、早期選考につながるなど、多くの学生が「参加して良かった」と感じています。時間に余裕がある夏だからこそ、挑戦しやすい時期とも言えます。
Q2. 1年生や2年生でも夏のインターンに参加できますか?
A. 企業によっては低学年向けのインターンも用意されています。
特に1dayインターンやオープンカンパニーなどは、学年不問で募集しているケースが多くあります。「社会人の世界を少し見てみたい」という気持ちでもOK。まずは応募要項をチェックして、気になるものがあればぜひ挑戦してみましょう。
Q3. 夏のインターンは何社くらい参加すればいいですか?
A. 無理のない範囲で、気になる企業をいくつか体験するのがおすすめです。
「〇社行かなければいけない」という決まりはありませんが、業界比較や自己分析のために2〜3社程度参加しておくと、視野が広がります。1dayだけの参加も立派な経験です。自分のスケジュールや興味に合わせて選びましょう。
Q4. 志望度が高くない企業でも参加する意味はありますか?
A. 志望度が高くなくても、参加する価値は十分あります。
インターンに行ってみたら意外と面白かった、という声はとても多いです。反対に、思っていたイメージと違ったと気づけることも、貴重な学びです。志望度が高くない企業でも、「比較材料」や「就活慣れ」の場として有効活用できます。
Q5. オンラインの夏インターンでも意味はありますか?
A. あります。内容や姿勢次第でしっかり学べます。
最近はオンラインで実施されるインターンも多く、場所を選ばず参加できる点が魅力です。対面ほどの雰囲気は味わえないかもしれませんが、社員との座談会やワークも工夫されており、充実した内容になっている企業も多いです。画面越しでも「誠実に取り組む姿勢」はしっかり伝わります。
Q6. 夏のインターンで内定につながることはありますか?
A. 企業によっては早期選考や内定に直結するケースもあります。
特に大学3年生向けの夏インターンでは、優秀な学生を早めに囲い込みたいと考えている企業もあります。参加者限定で個別選考の案内が来たり、冬のインターン・本選考につながることも珍しくありません。
夏のインターンは、就活の「前段階」でもあり、「きっかけ」でもあります。疑問や不安があっても、一歩踏み出してみることで、多くの気づきやチャンスが得られるはずです。
8.夏のインターン体験談

ここでは、実際に夏インターンに参加した学生の声を紹介します。どんな思いで参加し、どんな経験をし、何を得たのか――。インターンを検討している方にとって参考になるはずです。
【体験談①】「不安しかなかったが、夏のインターンが就活の第一歩に」
文系・大学3年生/参加企業:大手食品メーカー(1day・オンライン)
夏のインターンが気になりつつも、「自分にはまだ早いかも…」と迷っていました。でも就活への不安が大きくなってきた5月、思い切って応募。企業研究もほとんどできていないまま参加した1dayインターンでしたが、社員の方の話がとてもわかりやすく、グループワークも想像以上に面白くて、就活に前向きな気持ちになれました。
夏のインターンに出たことで、「やっぱり動いてみるって大事なんだ」と実感。その後、秋のインターンにも応募するきっかけになりました。
【体験談②】「議論についていけず落ち込んだ。でも夏のインターンで初めて“働く”が見えた」
理系・大学院1年生/参加企業:ITベンチャー(3日間・対面)
夏のインターンに参加したのは、研究室以外の世界を見てみたいと思ったから。3日間の実践的なワーク中心のプログラムで、議論についていけずに落ち込む場面もありました。でも、最後に社員の方から「視点が丁寧でチームに貢献していた」と声をかけられ、自分の強みに気づくことができました。
夏のインターンで、「働くとは何か」を体感できたことで、就活への意識が変わった気がします。
【体験談③】「友達と応募した夏のインターンが、まさかの内定へのきっかけに」
文系・大学3年生/参加企業:広告代理店(5日間・対面)
夏のインターンは友達と一緒に応募したのがきっかけで、当時は正直、遊びと両立できればいいな…くらいの軽い気持ちでした。でも始まってみると、5日間本気で企画を考えるプログラムで、チームメンバーと毎晩アイデア出しをするほどに。
最終プレゼンのあと、社員の方から「冬の選考に進んでみませんか?」と声をかけられ、結果的に早期内定をいただくことに。何気なく応募した夏のインターンが、人生のターニングポイントになりました。
どの体験も、「完璧に準備できたから」ではなく、“まず行動してみたこと”が大きなきっかけになっています。夏のインターンは、自分の可能性に気づける貴重なチャンスです。
まとめ

今回は『夏のインターンシップ』について紹介しました。
夏のインターンは、就職活動を本格的に始める前の、貴重な準備期間です。企業や業界を知る機会であると同時に、自分の強みや課題、興味の方向性を見つめ直すきっかけにもなります。
完璧である必要はありません。大切なのは、自分のペースで「やってみる」ことです。
ほかにも『就活や内定のために役立つ記事』を書いています。
「自己PRってどう書けばいいの?」就活やインターンのエントリーシート(ES)、面接で必ず聞かれるこの質問に、自信を持って答えられる人は意外と少ないものです。今回は『就活やインターン・ESで成功する自己PRの作り方』を紹介します!自己P[…]
「就活やインターンのビジネスメール、どうやって書けばいいの…?」今回は『就活生向けの正しいビジネスメールの書き方』を例文テンプレートとあわせて紹介します!就活が始まると、説明会の申込み、面接日程の調整、お礼の連絡など、企業とメールでやり[…]
(この記事はアフィリエイト広告を含みます。)